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インカ帝国庶民の結婚

インカの祭り
【インカの祭り】

マヤの太陽の処女で、『太陽の処女』と呼ばれる太陽神に仕える女性たちのことと、王の結婚の記事を紹介しましたが、その続きのインカの庶民の結婚についてです。


インカの婚姻様式◆曾醋韻虜О様式は?
[璽泪筺Ε▲好謄・インカ文明]

からの引用と要約です。

■一般のインディオの結婚と彼らの構える家庭について
(文章を少し変えてあります。)

毎年、あるいは二年毎に、インカ王がクスコに住む、自分の一族の結婚適齢期にある全ての男女を招集しました。女性は18歳から20歳まで、男は24歳以上でなければならず、それより早い結婚は許されませんでした。

一家を構え、財産を管理、運営してゆくためにはそれ相応の年齢に基づく判断力が必要で若すぎてはいけない、というのが彼らの考え方でした。

さて結婚式のやり方ですが、まずインカ王が、向かい合って立っている婚約者たちの間に割って入り、双方の顔を見つめてそれぞれの名を呼び、ついで双方の手をとってまるで結婚の絆でもって結び付けるかのように、2人に硬い握手をさせ、2人を傍らで待機している親に引き渡します。

それから皆で新郎の父親の家で、親類縁者が寄り集まって、厳粛な結婚式が、二日、四日、六日にわたって、あるいはもっと長い間、続けられます。
こうして娶られた女性は文字通り正妻で、彼女にとってきわめて名誉なインディオの言葉で、「インカ王の手によって与えられた妻」と呼ばれます。

インカの男女は”一人前”と国王や地方長官に認められなければ結婚できなかったようです。自分たちの好き勝手には結婚できませんでした。

一般庶民の結婚の場合、新婚夫婦の住む家はそれぞれの市当局によって建てられ、必要な家具は親戚の手によって整えられました。そして、土地(食料生産のための畑など)も人数分割り当てられたのです。この耕作地は家族が増えると増やされ、死亡や娘の結婚などで減ると返さなければなりませんでした。

このように見てくると、結婚は耕作する土地とセットで市から認められて初めて成立するもので、家族は土地を耕作する為の1単位ではあるものの、家も土地も私有財産ではありませんでした。
また、その土地で作られたものは全て自分たちで消費してよく、税金を納める必要はなかったそうです。


(「和田フォトギャラリー」より)
「和田フォトギャラリー」より


現代の私たちから見ると、不思議な社会制度ですね。
家も土地も私有財産ではなくて、国や地方行政から貸し与えられた物で、不要になったら変換しなければならないのです。

しかし、若い新婚夫婦にはとても良いシステムですね。
何も持っていなくても、家と土地が必要な広さだけ貸してもらえるのですから。
こういう社会では、みんながめつくなくて、おっとりしているような気がします。

生け贄の儀式があったりして、血なまぐさい印象のあるインカですが、詳しく知ると意外に暮らしやすかったのかもしれません。

それに好き勝手な結婚はできなくても、定められた年齢同士でのおつきあいから婚約して、国王に縁結びをしてもらうようです。

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆

リマ:世界にはいろんな結婚制度があるのね。でもこの制度はなかなかいいわね。
家も土地も貸してもらえて税金がないなんて、若い夫婦にはうれしいよね。

ニキエル:インカは高地が多くて、収穫量が少なかったので、このようなシステムが考えられたのです。国民が飢えないようにシンプルで良いシステムでしたね。しかも、土地と戸籍の管理が同時にできますしね。

リマ:強欲なスペインに滅ぼされるまで、インカの人々はのんびりした穏やかな暮らしをしていたんだと思うわ。歴史って残酷ね。


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2008.09.12 Friday 19:51 | comments(0) | - | 

マヤの太陽の処女

  選ばれし処女たち
【機を織る選ばれし処女たち】
(アルパカブログ「アンデスの織物の歴史」より)

以前からマヤの社会制度について興味を持っていたのですが、今回とても興味深い記事を見つけました。その中でも、『太陽の処女』と呼ばれる女性についての記述が目を引きました。
読みやすいように、文章を少し変えてあります。

太陽に仕えた『選ばれし処女たち』
[璽泪筺Ε▲好謄・インカ文明]

インカ帝国には、太陽に仕えた『選ばれし処女たち』と呼ばれた女性がいました。
彼女たちはアクリャと呼ばれ、『太陽の処女』とも訳されています。

以下は、インカの王女とスペイン人征服者との間に生まれたインカ・ガルシラーソ・デ・ラ・ベーガの書いたインカ帝国の年代記「インカ皇統記」からの引用です。

(太陽に身を捧げていた処女たちの館)

インカ王の支配する帝国には瞠目に価する素晴らしい事柄がいくつか見られた。そのひとつが生涯処女を守って太陽神に仕えた乙女たちの存在で、彼女たちは帝国の各地に建てられた乙女の館で隠遁生活を送った。

 (中略)

クスコの乙女の館に入った処女たちは、太陽の乙女、あるいは妻として仕えるのであるから、太陽と同じ血統でなければならなかった。言い換えれば、インカ族の王やその親族であり、他部族の血はいっさい混じらない正統のインカ族の娘であることが必要だった。

(選ばれし処女たちに課せられた規則と義務について)

彼女たちは外界との接触をいっさい絶ち、純潔を守りつつ、死ぬまで館の奥で静かな生活を送った。そこには彼女たちが外来の男や女と話をするための、面会室とか格子窓とかそれに類する場所もなく、話し相手と言えば同じ尼僧仲間に限られていた。

  (中略)

彼女たちの隠遁生活は徹底したものであり、ほかならぬインカ王でさえ、彼女たちにあって話をするということは考えられなかった。


この『選ばれし処女たち』はあくまで太陽の妻として仕えるのであり、国王の私物ではありません。また、国王は自ら彼女らに手をつけるようなことはせず、むしろ臣下に対しても常に襟を正していたことが分かります。

彼女たちは、太陽神に仕える者であることから、太陽神以外とは交わってはならぬという掟があったようです。あくまで純血の正当性を貫くという思想です。そしてそれ故に、インカの民から敬意を表されていたようです。

万一この掟を破った場合の刑は、当事者双方だけではなく、その家族、村人、村中の家畜・・・・、関連する全てをこの地上から消し去るほどのすさまじいものだったようです。
しかし結局のところ、この掟を破ったものは一人もおらず、刑の執行は一度もされなかったそうです。

「選ばれし処女たち」はよく修道尼のようだと言われています。いくつかの本ではそう書かれています。
しかし選ばれた当の本人たちだけでなく、その家族も含めて大変な名誉と受け取られていたようです。だから彼女たちは神の為に、毎日一生懸命機(ハタ)を織っていたようです。
 引用終わり

. : * :・’゜☆ . : * :・’゜☆ . : * :・’

リマ:インカでは純粋な血筋がとても重要視されていたのね。
それに、処女が神に仕えるという思想は、古代から世界中にあったのね。

ニキエル:国王は太陽の子孫であり、月は太陽の妹にして妻であるという伝説があったのです。そのために、太陽の妻にふさわしい選りすぐりの娘たちを集めたのですよ。

リマ:それだけ大事にされていたのね。

ニキエル:この記事を全部読むとわかりますが、王家の血筋を純粋に保つために、国王は兄妹婚をしていましたね。帝国の王座に就く者は自らと同じ両親から生まれた長女を妻にすべしという掟があり、自分の妹を妻にしていたのです。

リマ:でもそれは行き過ぎだと思うよ。
近親結婚は良くないっていうじゃないの。
それも代々兄妹となんて!! ヽ(`Д´)ノ

ニキエル:インカの文化ではそれが正しかったのですよ。
遺伝的には良くないのですが、人々が正しいと信じていれば、正しいことになるのです。


リマ:それに『選ばれし処女たち』って、美しくて頭が良い若い女性たちだったんでしょう?そんな若い娘たちを、館の中に閉じこめて、一生恋愛も結婚もさせないなんて、国家の損失よ。もったいないよ。 ヾ(*`Д´*)ノ"

ニキエル:これは建前であって、実はそうでもなかったのよ。
こちらをご覧なさい。


2007/07/20/Fri ペルーの旅 
『 アクリャ 』

王は、各民族集団に対して、太陽神に仕える美しい娘たちの提供を要求した。
娘たちは出身の共同体を離れ、 『 アクリャ・ワシ(選ばれし処女の館) 』 に隔離されて暮らした。
彼女たちは、 『 ママコーナ 』 と呼ばれる年老いた処女たちの厳重な監督のもとに、太陽神のために毛をつむぎ、糸を染め、布を織り、酒を造る日々を送った。

もちろん、王の許可なく異性と接することは禁止されていた。
アクリャの貞操は厳しく守られ、館の護衛も去勢された男子があたった。
もし、館に忍び込んだ男がいた場合、その男はもちろん、侵入を許した守衛までもが絞首刑に処せられた。
アクリャたちは、その出身、容貌、能力にしたがって、色々な分類に分けられていた。

ユラック・アクリャ   インカの皇族の血を引くもので礼拝に身を捧げた。

ワイルール・アクリャ  最高の美人であり、皇帝はその中から側室を選んだ。
         (選ばれたものたちはクスコにあるアクリャ・ワシに送られた。)

カコ・アクリャ     皇帝が褒美として、臣下に妻として授けた。

カキ・アクリャ   歌や楽器の演奏に秀で、宮廷の祭典で演奏した。

ヤナ・アクリャ     位、容貌に優れているわけではなく、他のアクリャたちの世話をし、家畜の毛を紡ぎ、織物を織った。



リマ:な〜んだ。そうだったのね。
実態は大奥やハーレムに近かったんだ。少しホッとしたわ。 
本当に神に生涯を捧げていたのは、一部のユラック・アクリャたちだったのね。(・ε・)

ニキエル:人間の考えることは、いつでもどこでも同じようなことですね。(⌒_⌒)

リマ:本当に人間の欲望はワンパターンなのね。(;^ω^)


☆人間の本質はいつの時代でも変わりません。☆

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2008.07.29 Tuesday 22:36 | comments(0) | - | 
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