【アリの群れ】
こんにちは〜HAPPYリマです。
今回は不気味な私の前世のお話です。
私が前世を見られるようになった頃のことです。
長いです。
・発端・・エルさんとの出会い
有る会合でエルさんという女性と出会いました。
エルさんは30代で、スピリチュアル大好きのリッチマダムでした。
お互いに好きなスピリチュアルや天使の話題で盛り上がっても、なぜか最後は険悪な雰囲気になるのです。
次第に前世で何かあったのかな〜と思うようになりました。
そこで、自分たちの共通の前世を見ることになりました。
出て来た前世のイメージを代わる代わる話していきました。
・リマの前世
リマ:古い中国です。
わりと暖かい地方のようです。
木々の緑が濃いです。
私(リマ)は小さな男の子です。6才くらい。
掘っ立て小屋のような家に住み、30才くらいの父親と二人暮らし。
着る物はボロボロ、食べ物はほとんどありません。
父親はときどき不意にいなくなって1ヶ月くらい帰ってきません。
私は乞食のように近所にいって食べ物を恵んでもらったり、雑草や昆虫を食べて飢えをしのいでいました。
そんな話をすると、エルさんが「私も同じような前世があるような気がする」と言いだしました。
・エルさんの前世
私は古代中国で南方らしいところにいました。
ボロボロのあばら屋に兄と住んでいました。
虫が関係あるみたい。
すごくいや〜な感覚があります。
思い出そうとすると、吐きたくなるほど気分が悪くなります。
・二人の虫使いの過去生
時間が足りなくてメールでもやりとりして、二人の話をまとめるとこうです。
古代中国の南部地方。
私(リマ)は父親と二人暮らし。
母親はいなかった。
10歳くらいの時、突然、父親が異母弟のエル(5,6歳)を連れてきた。
私は急に現れた弟に親しみが持てず、いじめまくった。
エルさんは、そのときのリマへの憎しみがまだ続いている様子。
私を見ると、理由もなく怒りを感じてムカムカするという。
父親は虫を使う妖術師だった。
依頼を受けると、どこへでも出かけていって、何ヶ月も帰ってこなかった。
得意なのは、イナゴの大群を操ってその地方全体を饑饉にしてしまうこと。
すると、国力が弱って、隣国から簡単に攻め滅ぼされてしまうのだ。
他にもさまざまな病害虫を操って伝染病を蔓延させることも得意技だったらしい。
私は、父親から虫を操る特訓を受けていた。
それは、それは、厳しい訓練だった。
アリの行列を凝視して、アリを念力で動かせるようになるまで、何日も食事をもらえなかったり、殴られたりした。
アリが出来たら、別の大きめの昆虫を念で操作できるようにさせられる。
父親は優しさのかけらもない冷酷な人だった。
そして、義理の弟に自分が留守の間に訓練するようにと言い残して、父は出かけていった。
私は、父親から受けたとおりの訓練を弟にした。
そのため、幼少期からのいじめに加えて、一層怨まれるようになったのだ。
・仲の悪い兄弟
父親が不在の間は、二人で力を合わせて食料を確保して生き延びなければならない。
合間に虫使いの特訓もしなければならない。
二人はいがみ合いながらも、生きるために渋々協力していた。
二人とも10代後半になり、かなり虫を操れるようになった。
時には、二人で近隣の村へ出かけて行き、虫を使ってイタズラをした。
イナゴの群れを呼び寄せて、畑の農作物を全滅させたり、
病気を持つ毒蜘蛛の群れを使って、村の金持ち一家を病気にしたり、
通りすがりの女性の着物の中に虫を入り込ませたり、
害虫の群れを使ってあらゆるイタズラをしていた。
しかし、その間も相手に対して気を許すことはなかった。
また、食料を盗むために、民家に放火したこともあった。
そのとき、私が弟を置き去りにして逃げたらしいので、そのことでも怨んでいた。
弟は、内心、いつか絶対仕返しをしてやるぞ〜と思っていた。
力とワザで兄にかなわないので、服従していただけだった。
・弟の復讐
兄が17,8歳くらいの時だった。
木の寝台で寝ていたとき、弟がそばでなにやら呪文を唱えていた。
そんなもの、いつ覚えたのか?
あとで、エルさんに聞いてみた。
「それは霊虫(れいちゅう)の卵をリマさんの脳に産み付けたのです」
・霊虫とはなんだ〜
霊蟲(れいちゅう)とも言う。
妖怪の一種で、小さな虫のようなもの。
実際の虫ではないが、虫のように群れを作って、人間に憑依する。
人間の体に数百匹から数千匹が生息する。
憑依されると激痛やエネルギーを吸い取られる。
・兄の最後
リマ:え〜、そんなことどうして出来たの?
エル:わかりませんが、出来たのです。
リマ:そのあと、どうなったの?
エル:リマさんの脳内で無数の卵が孵って、幼虫が脳を食い荒らしました。
リマ:
げぇ〜、気持ち悪いぃぃ〜
それで、その兄さんはどうなったの〜?
(もう気分悪すぎ〜想像したくもない)
このときの、彼女の冷たい不気味な目つきが忘れられません。
エル:もちろん、脳をスポンジみたいに食い荒らされて、
しばらく錯乱して廃人になりました。
衰弱して、少しずつ時間をかけて死んでいきましたよ〜
私は死んでいくのをずっと見ていましたから。
ホッ、ホッ、ホッ〜
いい気味ですこと〜
・虫使いとは
虫使いでググってみても、このような虫使いは出て来ません。
蠱毒(こどく)というのは出て来ますが、念力で虫の群れを操る術は見つかりませんでした。
蠱毒(こどく)
犬を使用した呪術である犬神、猫を使用した呪術である猫鬼などと並ぶ、動物を使った呪術の一種である。
代表的な術式として『医学綱目』巻25の記載では「ヘビ、ムカデ、ゲジ、カエルなどの百虫を同じ容器で飼育し、互いに共食いさせ、勝ち残ったものが神霊となるためこれを祀る。
この毒を採取して飲食物に混ぜ、人に害を加えたり、思い通りに福を得たり、富貴を図ったりする。
人がこの毒に当たると、症状はさまざまであるが、「一定期間のうちにその人は大抵死ぬ。」と記載されている。
ウイキペディア
さまざまな妖術があった中国ですから、こんな虫使いの術は当たり前だったのかもしれませんね。
それから、しばらくして、エルさんとは音信不通になりました。
何という気味の悪い前世の記憶でしょうか。
しかも数千年も前の弟に出会って、恨みつらみを言われるなんて。
当時の自分は何と思いやりがなかったのか。
すさんでいたのか。
反省しきりです。
私の周囲に蚊やゴキブリや蜂がひんぱんに現れるのも、虫使いの記憶の名残りかもしれません。
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