『実践 魔法カバラー入門』大沼忠弘 1
- 2015.09.26 Saturday
- 08:47
実践 魔法カバラー入門
―女神イシスが授ける古代の密儀
(ムー・スーパーミステリー・ブックス)
大沼 忠弘
学習研究社 2007-04
Amazonで詳しく見る by G-Tools
本棚の奥から出てきました。
スピリチュアルに興味を持ち始めた頃、ちょっと読んでそのままでした。
当時はアヤシイ本だな〜と思っていました。
今回、読み直してみたら、とてもわかりやすくて面白かったです。
それだけ、私も経験を重ねてきたのでしょう。
帯に「これ1冊であなたも魔術師になれる!!」と書いてありますが、カバラ魔術師入門には最適かもしれません。
魔術師になるにはどんな修行をすればいいかがわかりやすく書いてあります。
これだけで、本物の魔術師になるのはムリだと思いますが。
カバラの基礎知識から、呼吸法、瞑想法、生命の樹、視覚化(イメージ化)の練習方法、古代の密議の伝授などが興味深い読み物として書かれています。
雑誌「ムー」に連載された原稿に手を加えて本にしたものです。
著者大沼 忠弘先生の略歴です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大沼 忠弘(おおぬま ただひろ、1940年 - )は、日本の哲学者、カバラー研究家。
東京大学文学部哲学科卒。同大学院博士課程中退。
宗教儀礼研究所所長。
株式会社アンク代表取締役。イシス学院主宰。
古代ギリシア哲学の研究から出発し、「カバラー」を基軸として、古今東西の密儀体系を探究している。
著書
実践カバラ 自己探求の旅
秘伝カモワン・タロット フィリップ・カモワン共著
実践魔法カバラー入門 女神イシスが授ける古代の密儀
翻訳書多数。哲学、魔法、カバラ分野
イシス学院:http://www.isis-osiris.com/
ウィキペディアより
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
大沼先生は、前世で何回も魔法使いだったのでしょうね。
(^ - ^)
本書からちょっと紹介します。
古代エジプトでは、あらゆる儀式はアストロロジー(占星学)に則って行われていました。
古代エジプトでは、女神イシスを祀っていましたが、
キリスト教が力を持つにつれ、生き残るために聖母マリアとしてキリスト教化しました。
聖母子像は女神イシスとその息子ホルスなのです。
もう一つの道は、密議として秘密結社の形です。
バラ十字団、フリーメイソンでも、その教義と儀式体系の奥には女神イシスの密議があるのです。
イギリスでも、古くはダーナとかブリジットとかフレイヤという女神が生きていました。
でも、1951年まで魔女禁止令があって、女神を崇拝することは犯罪と見なされていました。
ヨーロッパで、女神の密議が秘密結社化するのは当然です。
「密議というのは、ある特殊な力と関わることなの。
その力を女神として崇拝するのよ。
それは繊細で、しなやかで、流動的で、無限にものを生み出す豊穣性があるの。
その点、女性的だし、またそれを意識したり、身につけたり、コントロールするのは、女性のほうがずっと上手なのね。
だから密議では必ず女性の力が必要だし、男性だけではなりたたない」
「密議の世界では、あらゆる神はある特殊な力(パワー)の異名なのよ。
一般の人々は彫刻や絵画の神像を神々だと思って礼拝する。
でも密議に参入した者は、神像ではなく、それが象徴する特殊な力そのものにじかに触れることになるの」
「その力を自覚したり、身につけると、どんなことが起こりますか?」
「この力に触れると、あらゆる近代主義的な常識が壊れて、
これまで考えられないことが次々に起こるのよ。
・・・世界を裏で支えていた本当の力がわかってくる。
あなたの人生観も世界観も、180度変わってしまうでしょう」
「でも、やってみるとわかるけど、最初のうちは非常に退屈で、ほとんどの人がそれで挫折してしまう。
心は、これまでと違った何か新しいことが入ってくると、健康を守るために必ずそれを排除しようとします。
もう一歩でそれができる直前まできているのに、退屈という気分にさせて、それ以上、行わないように防いでいるのよ。
これは一種の魂の試練でもあるの」
第一章イシスの密議より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リマ:読み直してみると、やっぱり面白いです。
とても基礎的で実践的な知識と実習法が書かれてあるので、何回読んでも役に立ちます。
この本では、呼吸法とイメージ法を重視しています。
これが、魔術の基礎のようです。
また少しずつ、ご紹介していきたいと思います。
つづく
☆ . ::・’゜☆ . :
個人セッションのご案内
これからの予定・イベントのご案内
詳細はこちら
☆ランキングに参加中☆
いつもクリックありがとうございます。^0^v
←ぽちお願いします。