「人は死なない」矢作直樹先生と気功
- 2013.08.10 Saturday
- 07:51
人は死なない−ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索−
矢作 直樹
バジリコ 2011-08-25
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著者の矢作直樹さんは東大病院救急治療部の医師です。
おととし、ブルース・モーエンのワークショップの直前に読んで深い感銘を受けました。
「最近は東大の先生でもこんなことを書くんだ〜世の中変わったな〜!」
◎▽◎
矢作先生は小学3年生の時、交通事故に遭ったことがきっかけで、頭の中が変わってしまったと感じるようになりました。
大きくなったらエンジニアになりたいと思っていましたが、理数系の才能がないことに気づき、仕方がないので医者にでもなるか〜と金沢大学医学部に入学したそうです。
大学時代は狂ったように山に単独行して、2度も死にかけました。2回目の滑落事故のとき、「もう山に来るな!」という声が頭の中で鳴り響いたそうです。
卒業後は、導かれるように、いくつもの病院を転々としているうちに、東大の救急治療部の医師と大学院教授になりました。
この方の毎日が、おかしいくらい修行者そのものです。
60歳近い東大の教授なのに独身で、お金にも名誉にも関心がなく、研究室の片隅で寝起きし、毎日の粗末な食事さえあれば良いのです。
そして、時間のほとんどを執筆と研究と治療に費やしています。
昔の禅僧か修験道の行者、聖職者のようです。
まさに「足を知る」です。
そして、ヘミシンクの坂本政道さんや気功の中健次郎先生との対談本も出ています。
私は中健次郎先生から気功を教えていただいたので、とても懐かしかったです。
矢作先生と中先生が同い年であることを知って、お二人はやはりソウルメイトなんだな〜と思いました。
本に矢作先生が中先生に気功を習う場面が書かれています。
その体験は「信じがたい」の一言だったそうです。
中でも、何人もの受講生が中先生に挑んで、一瞬のうちにはね飛ばされたことに仰天していました。
私も、その場面を何度も見ました。
屈強な大男が力いっぱい中先生に飛びかかったのですが、あっという間に教室の端まで飛ばされてしまいました。
私も数人がかりで中先生を上から押さえ込みましたが、全員なんだかわからないうちに葉ね飛ばされていました。
中先生のおっしゃるには、体を緩めるほど強くなれるのだそうです。
「柔よく剛を制す」という言葉のとおりです。
人は死なない。では、どうする?
矢作 直樹 中 健次郎
マキノ出版 2012-07-02
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続編の「人は死なない。では、どうする?」で、中先生と病気や死について対談しています。
その中に、大腸がんの50代の女性の話が出ていました。彼女はガンが全身に転移していて、医師から見放されていたのに、中先生の気功に出会って一生懸命練習しているうちに消えてしまったそうです。
そして、夫に不平不満があったのが、一転感謝の気持ちが湧き、夫婦仲が良くなり、とても幸せになりました。
当時、私も会って詳しいお話を聞きました。
その頃、私は化学物質過敏症を治すために必死だったので、病気が治る話なら何でも聞きたかったのです。
気功で病気を治そうと頑張っていましたが振り返ってみると、講習の合間の中先生のお話で心の持ち方がとても良かったと思います。
また、「他人は死ぬのに、自分は死なないと思っている人が多い」という矢作先生のことばがおかしかったです。
私の母は90歳ですが、「アンタが死んだら私どうしよう」と言っています。自分だけは永遠に生きると思っているのです。 (^▽^)
東大教授・矢作直樹さんインタビュー(1)救急の現場から霊や神を語る
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=72823
東大教授・矢作直樹さんインタビュー(2)亡くなった人に見守られている
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=72836
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