映画「コーリング」 亡くなった妻からのメッセージ
- 2012.07.24 Tuesday
- 09:37
内容は、愛する妻の突然の死を受け入れられない医師ジョーが、死者からのメッセージに導かれていくという超常現象サスペンス。
監督:トム・スアドヤック
主演:ケビン・コスナー
共演:スザンナ・トンプソン キャシー・ベイツ ジョー・モートン
米 2002年 105分
妻(彼女も同じ病院の医師)が勤務していた小児病棟で、子ども達が伝える不思議なメッセージ。
友人と何回も繰り返される急流下りの計画。
トンボの形のアザ、トンボの文鎮。トンボのモビール。
臨死体験を研究している修道女との対話。
ドアが開いたらゾンビになった奥さんが現れそうでドキドキしましたが、脳死状態の男性が妻の言葉をしゃべるところ以外は怖くありませんでした。
死者(妻)からのメッセージの伝え方がちょっとオカルトっぽかったです。オカルト色を排除した方が、明るい感じで良かったのにと思いますが、ハラハラしながら夢中になって観てしまいました。
ケビン・コスナーの演技が良かったです。
お隣のキャシーという女性弁護士がいろいろジョーの心配をしてくれるのですが、彼女の生き方もステキです。
最後に奥さんが亡くなったベネズエラの現場に行く場面で、現地のヤノマミ族がかっこよくて好きです。あんな素晴らしい自然の中で、原始の姿で暮らしてみたくなりました。
最後の場面では涙が出ました。
ところどころ、アメリカ人の不遜さが気になりましたが、良い映画です。
実在の女医に捧げた映画だそうです。
原題のDragonflyとはトンボのこと。
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