紅葉の南軽井沢散歩
- 2010.10.30 Saturday
- 17:38
【タリアセン内、塩沢湖畔の朝吹家の別荘(中も見られます)】
昨日は私用で軽井沢へ行きました。
帰りに塩沢湖の軽井沢タリアセンに立ち寄りました。
旧軽井沢はよく行きますが、南軽井沢はまだ行ったことがありませんでした。
車だったので、寄ってみることにしました。
前日の寒さ(朝の気温0度)が残っている早朝、ホテルを立って、軽井沢タリアセンに向かいました。地図では平坦そうでしたが、意外に林の坂道が多くて、色づき始めた黄葉がきれいでした。
夕べの雨で紅葉が一面に散って、働いている人たちがせっせと落ち葉を掃いていました。
まだ誰もいない湖と庭園、色づいた林がとても気持ち良かったです。
【ローズガーデンの風情あるあずまや】
ローズガーデンはまだバラやハーブの花が咲いていました。
【仲睦まじいペアの白鳥】
園内の川には白鳥のつがいが仲良くえさを探していました。
タリアセンとはウエールズ語で「輝ける額」という意味で、19世紀ウエールズの吟遊詩人の名前でもあります。
この名前にちなんで「芸術の理想郷」を目指して、軽井沢にちなんだ美術・文学の施設を作ったのだそうです。
園内には軽井沢の古い建物を利用した美術館や、有名作家の別荘などが移築されています。文化の秋にふさわしいです。
【ペイネ美術館の看板】
【ペイネ美術館 外観】
中でも私の気に入ったところはペイネ美術館です。
「小さな恋のものがたり」で人気のみつはしちかこさんの原画展もやっていました。
最近は100円ショップでも手に入るペイネの絵ですが、1960年代頃は世界的に大人気でした。かわいくてロマンチックで、二人の恋人のイラストは平和の象徴のようでした。
レイモン・ペイネはフランスの画家で挿絵などを描いていましたが、ふと思いつきで描いたかわいい恋人たちのイラストが大人気となり、とうとう世界的に有名になったのです。アニメや人形、絵本、陶器など、さまざまなグッズが作られました。
このペイネ美術館は世界初の個人美術館です。
建物はアメリカ人建築家アントニン・レーモンドが設計(1933)して、軽井沢で夏の別荘として使用していたものです。
二人の恋人はペイネ自身と愛妻がモデルだそうです。
二人は幼なじみで、ペイネが91歳で亡くなるまで、ずっと仲良く助け合って暮らしました。
(*´ -`)(´- `*)
二人はソウルメイトで、理想的な夫婦だったのですね。
うらやましいわ〜
みつはしちかこさんは少女時代にペイネに憧れて、「小さな恋のものがたり」を描いたそうです。今では単行本が48冊以上出ています。可愛いイラストに添えられたちかこさんの詩がとてもステキです。片思いのせつなさが伝わってきます。
ペイネの絵にもちかこさんの詩が添えられていて、それがスゴク共感できます。
胸がジーンと熱くなりました。
【旧軽井沢郵便局 2階が深沢紅子美術館】
他にも洋画家深沢紅子さんの「野の花美術館」が旧軽井沢郵便局の2階にあります。
ソウルメイトのご主人と仲良く絵が展示されていました。
画家の旦那様が1992年90歳で亡くなった翌年、紅子さんも後を追うように亡くなりました。紅子さんは20歳で結婚してから70年間、旦那様の深沢省三さんと睦まじく暮らしていました。
このステキな二組のご夫婦にあやかりたいものです。
この建物の1階はレストランで、最近軽井沢にはまっている假屋崎省吾さんが6月にイベントを開いたそうです。ここで一度お食事してみたいです。
【作家野上弥生子さんの別荘 超かわいい〜】
空はすっかり晴れ上がり、さわやかな秋晴れの軽井沢を堪能してきました。
【塩沢湖の人なつっこい鴨 ボートや遊具もたくさん】
周辺にもいくつかステキな美術館があるので、また新緑の季節に行きたいです。
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