許すということ2
- 2009.06.29 Monday
- 19:16
【クリムト ウェイティング】
許すとは、いったいどういうことなのでしょうか?
ネットと本で調べてみました。
goo 辞典
辞書 > 国語辞典 >
「ゆるす 【許す/▽赦す/▽聴す】」の意味
補足説明「緩(ゆる)し」「緩ふ」と同源
(1)罪や過失を、とがめだてしないことにする。また、服役中の人を放免する。《許・赦》
「今度だけは―・してやる」
「子供をだますなんて絶対に―・せない」
(2)願い・申し出などをききいれて、願いどおりにさせる。認める。許可する。《許・聴》
「大学へ行きたかったのだが、父が―・さなかった」
「医者から一時帰宅を―・された」
(3)ある行為を、さしつかえないと認める。《許》
「屋敷への出入りを―・される」
(4)義務や負担を免除する。《許・赦》
「税を―・す」
(5)相手のはたらきかけに対し、思いどおりにさせる。《許》
「敵の侵入を―・す」「肌を―・す」
(6)他に対する警戒心をゆるめる。《許》
「気を―・す」「心を―・す」
(7)その人をとりまく状況が、ある事を可能にする。《許》
「時間が―・すならもう少し述べたいことがある」
「予算が―・せばもっと広い家を買いたかった」
「延期は状況が―・さない」
(8)すぐれた存在であると認める。《許》
「第一人者として自他ともに―・す」
(9)ある水準に達したと認める。《許・赦》
「免許皆伝を―・す」
(10)強く締めたり、引いたりしたものをゆるめる。
「猫の綱―・しつれば/源氏(若菜上)」
(11)手放す。自由にする。
「夕狩に千鳥踏み立て追ふごとに―・すことなく/万葉 4011」可能動詞 ゆるせる
提供元:「大辞林 第二版」
たくさんの意味がありますが、私の考える許すとは(1)に近いです。
ニュアンスが違いますが。
(1)罪や過失を、とがめだてしないことにする。
++++++
ネット上では、たくさんの許せないときどうしたらよいかという相談と回答がありました。
主な回答は以下のようなものでした。
1.そのままでよい。無理に許そうとしない。
2.忘れる。
時間が経って風化するのを待つ。
3.馬鹿なやつだと見下す。
程度の低い人だと軽蔑する。
4.出世したり、資格を取って相手を見返す。
5.そんな人を好きになったり、相手にした自分を許す。
どれも特効薬にはならないようですね。
許せない気持ちをなんとかしたいと思うのは、その気持ちがあると苦しいからです。
時間が経つのを待つか、別の気持ちに置き換えるしかないのでしょうか。
自分を許すというのが、一番スピリチュアルな考え方だと思いますが、そんなにすんなりできるものでしょうか。
こころを癒すと、カラダが癒される
伊藤 由紀子訳
おすすめ平均
長く持っていたい本です。
目新しくはないが詳細
一般的には受け入れにくい内容かもしれません
読むだけでも・・・
「病は気から」を解き明かす
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この本を参考にしました。
(こころと健康に関する本なので、病気を傷ついた心と置き換えると良いと思います。)
○許し
すべての病気を癒すカギは、許しです。許しの反対は恨みです。恨みは病気と痛みにつながっています。恨みや批判がある時には、自分を攻撃し、他の人にも攻撃的になります。これをしていると、受け取ることや成功することができません。
恨みを隠し、否定するかもしれませんが、恨みがなければ、問題などあろうはずがありません。恨みはケンカや復習を仕掛ける主要な要素であり、それらを果たそうとすると、自分自身を傷つけるのがオチです。それとは反対に、許しは相手に与え、差し出すことです。
これはふれあい、絆、理解を再び確立し、それによって他の人たち、そして自分自身と和解するということです。許しというつながりを通して、簡単さ、解決、真実、そしてこころの充足が起こるのです。
略
許しは健康を高めるために使われる癒しの原則のひとつです。許しは怖れを癒し、非難や恨みを放棄し、そして罪悪感と自己攻撃を解消します。これらはすべて病気の底流にある主要な要因なのです。
スピリチュアルな世界では、許しは健康や成功と密接な関係があると言われています。では、どうしたら許せるのでしょうか?
○恨み(同書から引用)
病気の根元のひとつに恨みがあります。私たちは常になんらかの理由で誰かに恨みを抱いています。その誰かというのは、私たちの欲求を満たしてくれなかった人であり、私たちがその人に割り当てた機能や役割、脚本を生きてくれなかった人です。
・・・・・その人は私たちが顕在意識で望んだように振る舞ってくれなかったのかもしれません。・・・・その誰かは、私たちを悲しませ、利用し、傷つけ、危害を加え、見捨て、攻撃し、私たちに被害を与えました。こうしたことから恨みができ、その結果、病気が生じたのです。・・・・
つまり、私たちの期待や願望どおりにしてくれなかったことが、相手に恨みを抱く原因なのです。
++++++
私の場合、夫にまだまだ恨みがあります。
夫なら、家庭を大事にするべきだ。
仕事に夢中で、家庭はほったらかしだった。
父親なら、わが子にやさしくするべきだ。
仕事が忙しいからと遊んでくれなかった。
一家の主として、家族が困っているとき力になって欲しかった。
子供が学校でいじめられるのはおまえの育て方が悪いからだと非難された。
病気の子供にやさしい態度をとって欲しかった。
病気になるのはたるんでいるからだと怒って、たたき起こした。
私が寝込んでいるときに、やさしくして欲しかった。
オレの飯はどうするんだと怒った。
私たちが化学物質過敏症になったときも、おまえらおかしいんとちゃうか?と真剣に心配してくれなかった。
しかし、よく考えてみれば、これは私が勝手に父親とはこうあるべきだ、夫ならこうすべきだと決めつけていたから、そうしてくれない夫に恨みや反感を抱いていたのです。
夫には夫の都合があり、当時は仕事に燃えていたので、それを邪魔されると怒っていたのでしょう。なぜ怒るのか、夫の気持ちまでは考えていませんでした。
おかげで当時は夫婦げんかが絶えませんでした。
(;- -)/☆(*_*)
今は二人とも相手に期待しないので、ケンカは起きません。
当時は私もずいぶん未熟だったなあ。
自分勝手に相手に期待しすぎていたなあ。
夫にもっと思いやりの気持ちを持っていれば良かったなあ。
お父さんにもつらい思いをさせていたんだね。ごめんなさいね。
書いていたら、だんだん自分のザンゲみたいになってしまいました。(;^_^ A
++++++
ニキエル:あなたの心の奥に封印していた夫への恨みつらみを見直して、解放してしまいましょう。その気持ちを手放して真の自由を手にいれましょう。
真の自由とは、どんな状況でも自分らしくいられることです。
あなたが内面の自由を確立できたとき、外の世界でも本当に自由でいられるのです。
リマ:そうだね。私は自分で自分を束縛していたんだね。
夫を許せない気持ちをずっと抱えていたから、自由にのびのびと生きてこられなかったんだね。私がいろいろな病気になったのも、たくさんの恨みや憎しみがあったからなのね。
パパ、ごめんなさい。
そして、自分にもごめんなさい。(;△;)
最後までお読みくださってありがとうございます。
許しについては、これからも取り組んでいきたいと思います。
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