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マグダラのマリア3 西洋社会における女性の位置

天使によって天に昇るマグダレーナ
 【天使によって天に昇るマグダレーナ 1520年代】
マグダレーナはマグダラのマリアのこと

第3章では、西洋社会、主に教会が新解釈のマグダラのマリアをどのように利用したかについて述べられています。

第3章-1マグダラのマリアと西洋社会
(10:36)
第3章-2マグダラのマリアと西洋社会
(6:57)

この部分を見た私まとめと感想です。

西洋社会はなぜこれほどまでにマグダラのマリアのイメージにこだわってきたのでしょうか?
それは彼女に宗教的役割を担わせたからなのです。

13世紀初頭から、信者は年に1回は教会に行って懺悔(告解)することが義務づけられました。そうすることで、教会の権威を強くしたのです。

人間は罪の子であることを強調して、教会だけが救ってくれると洗脳しました。特に女性はエバの子孫であるから、男性より罪深い存在でした。

中世の教会の教えでは、性行為は恥ずべきことでした。
禁欲や節制こそが神の国に近づく生き方で、女性は悪魔のように男性聖職者を誘惑して地獄に落とす存在だったのです。

中世の魔女狩りもそのような思想が根本にあったのだと思います。


十字架を抱きしめるマグダラのマリア
【磔刑のキリストの十字架を抱きしめるマグダラのマリア】

当時の女性の生き方には限られた選択肢しかありませんでした。

結婚(持参金制度が重荷、親が貧しいと難しかった)
修道女(信仰に身を捧げる。修道院によっては入るのに多額のお金が必要だった)
娼婦(最悪の場合これしか生きる道がなかった。しかも可能性が高かった)


悔悟娼婦娼婦を止めて悔い改めた女性)や老いた娼婦を収容する施設(女子修道院)においてマグダラのマリアはとても大きな存在でした。

「娼婦でも回心すれば救われる」と説かれ、不幸な女性達の守護聖女として祭壇にマグダラのマリアの絵が飾られ、毎日お祈りをしました。


サヴォルド マグダラのマリア
【サヴォルド マグダラのマリア 1530】高級娼婦がモデルと考えられている。左隅に香油の壺がある。

「コルティジャーナ」と呼ばれた高級娼婦にとっても、マグダラのマリアは守護聖女でした。彼女たちは王侯貴族、高位聖職者の愛人として、高い知識と教養、プライドを持ち、最先端のファッションで身を包んでいました。パトロンたちがマグダラのマリアに扮した彼女たちの肖像画をラファエロの工房で描かせたという記録が残っています。

このように、どんな罪深い女性でも教会で懺悔して献金すれば、マグダラのマリアのように救われると洗脳したのでした。

古代世界は母系社会で、女性が尊重されていました。しかし、次第に男性原理が働き、女性をさげすみ、低く扱い、男性に都合良く利用するようになったのです。

教会関係者は女性や母親に恨みでもあったのでしょうか。
それとも、うお座の男性原理に支配されていたのでしょうか。

20世紀になり、次々に新しい資料が発見され、真実のマグダラのマリアがわかってきたのも、みずがめ座の時代に入ったからなのだと思います。

この章をまとめると、西洋社会でのマグダラのマリア像はこのようなものでした。

信仰・悔悛・回心の模範としてのマグダラのマリア

不幸な女性たちの救済のよすがとなったマグダラのマリア

高級娼婦の守護聖女たるマグダラのマリア

つづきます

リマ:昨日のブログ村ランキング(スピリチュアル・精神世界)で「マグダラのマリア1」人気記事32になっていました。

私だけでなく、多くの人がマグダラのマリアに関心があるのですね。きっと彼女が私たちにメッセージを送っているのだと思います。

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2011.01.22 Saturday 11:15 | comments(0) | - | 
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