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インナーペアレンツ

 
「アダルト・チルドレン」完全理解
「アダルト・チルドレン」完全理解  信田さよ子

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信田さよ子さんの著書「アダルト・チルドレン完全理解」を読んでいたら、実に興味深いことが書いてありました。

第六章 インナーペアレンツ 
(適当に要約してあります。) 

アメリカのAC(アダルト・チルドレン)と日本のACは性格や質が違います。

アメリカでは、親からの暴力や性的虐待が非常に多いのですが、日本の場合は共依存的な親との関係で、「あなたを愛しているわ、期待しているわ」という親の支配によって生み出されたACが多いのです。

いまだに自分の中に親が棲みついていて、愛情という言葉で私を縛っている、と言えます。

インナーペアレンツの定義

インナーチャイルドとは、心の傷(トラウマ)を負った内なる子どもを今の自分が癒す、というように使います。

自分の中に傷ついた子どもがいるとします。私が三歳ぐらいの子どもで、傷ついて泣き叫んでいますが、だれも癒してはくれません。だからそれに気づいて、いまの私がその三歳の子どもを癒してあげなければ、だれが癒してあげられるかという発想です。

それは男にとっても女にとっても言えることで、自分以外にだれが自分をかわいそうと嘆いて抱きしめてくれるのか。だから自分で自分を抱きしめようというように。

インナーチャイルドは私の中にいる三歳の私ですが、インナーペアレンツというのは、いま私の中にいる親のことです。

それが清算されていて、もう親が私の中にいなければ、もしくはおとなしく座っていればいいのですが、いまだに私の中にいて私を支配し、私の人生に関わりつづけていると苦しいのです。だから、いま私の中にいるインナーペアレンツを、つまりは私と親の関係を清算しましょうということです。

これは、心の中にいる親を、外に出してしまえということではなく、たとえでいうと、料理するということです。自分と親のストーリーを語ることで料理し、整理しなおしていくのです。

「内在する親との訣別」と言ったほうが、もっと個の確立への方向を示し、日本社会のベタベタを脱するきっかけになるのではないかと思います。

原因を除けばすべてが解決するでしょうか。
私は”親が原因”と言いたいのではありません。親を抹殺すれば解決するわけではありません。親との関係で苦しんできたのですから、親との関係を変えればいいのです。

今の自分をむりやりインナーチャイルドとして対象化せず、今ここに棲みついている親との関係を整理してゆくことのほうが現実的でしょう。

そして、親の人生と自分の人生の間に線を引けるようになることです。親もあれでよかった、私もこれでいいと思えるようになることがACの回復だと思います。

そのためには、グループカウンセリングなどで、思い出すままに自分の親のイメージや自分と親の関係を語っていきます。言語でストーリーとして語ることで、自分と親との関係が「言葉」になり、自分の外に出て行きます。感情も伴いますから、怒り、悲しみなどの感情も放出されていきます。

何度も何度も語ることで、”怪物のように大きな存在”だった親が縮んで小さくなっていきます。子どもは”怪物のように大きな親”が演ずるドラマの脇役だったのが、親のドラマの舞台から降りて、自分が主役のドラマを作り直し、親と訣別することができます。
これがインナーペアレンツの駆逐です。

親と訣別するといっても、親を捨てろということではありません。親が主役であるストーリーが変わって、そのドラマの舞台から降りるのです。

親と和解しなくてもいい、許さなくてもいい、憎んでもいいし、闘ってもいいし、折り合いをつけてもいいし、駆逐してもいい。自分が主人公になるには、親を「自分のストーリーの一登場人物」として整理できればいいのです。

ACが回復するとは、楽になればそれで良いのです。
摂食障害やアルコール依存症のように困った行動があれば、それがなくなることが回復だというのはわかりやすいです。
しかし、ACにはそれがないのです。
回復は親の清算で7割達成されます。


信田さんは日本人はもともと個の確立がはっきりしていないので、インナーチャイルドの問題に取りかかる前に、親から分離することが必要だと言っています。

親から受け継いだり押しつけられた考えに気づき、それを切り離して清算するのです。
それには、安心して話せる場所で何度も何度も、親との関係を話していくと、だんだん内容や親のイメージが変わってきて、初めは親が主人公だったストーリーが自分が主人公で親は脇役になってきます。
そうすると、気持ちが楽になってきます。

でも、安心して話せる場所なんてあるんでしょうか?
一人だけでぶつぶつ言っていても効果あるのでしょうか?

つづく

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2010.04.22 Thursday 22:55 | comments(0) | - | 
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