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世界に吹き出したデスカフェ旋風

デスカフェ

【日本のお寺でのデスカフェ風景、この記事はこちら
 

日本では、自分の死について向き合う終活のイベントが盛んです。


今、世界的にはデスカフェが流行しています。


デスカフェ


なんだかおどろおどろしいネーミングですね。
((;゚ェ゚;))


しかし、その実体は


お茶とケーキを楽しみながら、


自分の死についての思いを気軽に語り合うゆるい会合です。


最近、日本でも各地で開かれています。
(大学、お寺、老人ホーム、喫茶店など)


「死ぬのがとてもこわい」と感じている人は30代で55%70代以上は36%で、若い人の方がこわいようです。

(2012年経済産業省)


このような場所で、自分の思いを語ることで、少しでも死について考える糸口になるといいですね。


 

世界に吹き出したデスカフェ旋風(省略あり)
2018年8月22日(水)


<お茶とケーキを楽しみながら死について自由に語り合う――そんな場を提供する社会活動が世界で急拡大している理由>


ロンドンに住むジョン・アンダーウッドは、犯罪者の更生プログラムなどを仕事で手掛け、社会貢献につながる独自の取り組みを始めたいと考えていた。


彼は11年、友人6人を自宅に招いて初の「デスカフェ」を開いた。


「当時、義理の父親にこのアイデアを熱く語ったら、『死について話したがる人なんていないぞ』と言われた。幸い彼は間違っていたけどね」


もともとはスイスの社会学者ベルナルド・クレッタズが提唱したもの。


「非営利」「誰もが安心して話せる環境づくり」「議論を誘導しない」「おいしい飲み物と食べ物を用意する」という条件さえ守れば、誰でもデスカフェを開ける――そんなオープンなスタイルが追い風となり、現在までに56カ国で6600回以上開かれた。


デスカフェの最大の魅力は、まさに井戸端会議的な「緩い」雰囲気


特定のテーマを話し合うのではなく、参加者が興味のあることなら葬儀をめぐる不安から愛するペットの死まで、何でもOKだ。


結論を出したり、役立つ情報を集めるための場ではない。


ただ、それまで家族にも話せなかった死への不安や疑問を率直に語り、ほかの人の話にも同じように耳を傾けるだけ。


なぜそうした集まりに多くの人が魅了されるのか。


米オハイオ州に住むリジー・マイルズが、初めてデスカフェを開いたのは12年。
以来、ホスピスで働く傍ら、35回近く主催しているという彼女に、インタビューした。


――毎回集まる人数と年齢層は?


私が主催しているのは16人くらい。
よそでは70人近い規模のものもある。
平均年齢は50代半ばだけど、年齢層は幅広い。
時には20代前半から90代まで、年齢差が70歳近いこともあった。


――実際にどんな話をするのか。


(主催したもの以外も含め)これまで40回以上参加したけど、今も毎回新しいテーマに出合う。
危うく死にそうになった体験や死後の世界、ゆっくり死へ向かうのと事故などで突然死ぬのとどちらがいいかといった話もあれば、面白い追悼記事について語る人もいる。


――デスカフェに参加することでどんなふうに役立つ?


実際参加すると、ほかの人と語り合うことで自分自身について新たな発見や学びがあったと言う人が多い。
死について安心して語れる――それだけでも大きな効果がある。


デスカフェのいいところは「専門家」がいないこと
参加者はほかの人との議論を通して学んでいく。


毎回何かしら学ぶことがある。
謙虚な気持ちになれるし、生や死について世の中にはさまざまな見方があるのだと気付かせてくれる。


――参加者の多くは初対面?


知らない人といきなり死について語り合うのは難しい気がするけれど?


参加者はほとんどが初対面で、誰かと一緒に来た人はあえて席を離す。


誰も無理強いしたりしないから、内気な人も打ち解けやすい。
5分もしないうちに、どのテーブルでも奥の深い会話が交わされるようになる。
自分が話したかったことを、ようやく誰かと語り合えるのがうれしいのだろう。


――思いがけない発見はあったか。


初めてデスカフェを開いたときには、参加者が感情的になるだろうと思ってティッシュを数箱用意していた。
でも実際は、そういうことはあまり起きない。
(むしろ)笑い声がたくさん聞こえる。


――若者にもこういう場は必要?


ポジティブな姿勢で、死について自分なりの考えを持つことは大切。
それによって生き方が変わる可能性だってある。


いま私は大学の授業の一部として、デスカフェのイベントを行っている。


学生は死について語れる場がない。


高校や大学などの授業でも、もっと死についての教育を取り入れていくべきだと思う。


<本誌2018年7月24日号「特集:人生が豊かになる スウェーデン式終活」より転載>

全文
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/08/post-10820.php

 

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2018.09.22 Saturday 10:19 | comments(0) | - | 
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