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王と乞食の前世 プンジャジの話

マハラジャ

【マハラジャの凱旋】

 

ラマナ・マハルシの弟子、プンジャジの本はたとえ話が多くて楽しみながら読めます。
その中から一つご紹介します。
本当はもっと長いですが、私が気に行った部分を少し短くしてみました。


パパジとはプンジャジのことです。
文章が格調高くて、読むだけで
波動が高くなるようです。
.。.:*・゚゚・(´ー`).。*・゚゚・*:.。.。。


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『覚醒の炎』167ページから


質問者:全ての人が自由で、しかも自分が自由であることを知っているような惑星がどこか外に存在するのでしょうか?


パパジ:いや。自由が手に入るのはこの惑星だけだ。
もし自由を求めるなら、神をも含めた誰もがここに来なければならない。
神でさえもここに来なければならないのだ。


自由が起こるのはこの地球だけだ。
他の場所はすべて快楽と苦痛のために存在している。
最終的には、誰もがここに来なければならない。


これら何生にもわたる転生の神秘は、ほんの一瞬のうちに起こる。そ
れは長く複雑な物語が一瞬の夢の中に現れるようなものだ。


これを説明するいにしえの物語がある。


ある国の王が戦いから凱旋した。
王は疲れ果てていて、彼の師(グル)が来るまでの一瞬の間に、数秒間眠ってしまった。
師がやってきたので、王は師に席を譲って話した。


「私は今、うたた寝をしました。ほんの数秒のことでした。
その夢の中で、私は乞食だったのです。
私は何年も乞食として生き、森林近くの村の周辺で食を乞うていたのです。


ある日、村の向こうへ歩いて行った時、1人の乞食に会いました。
彼は言いました。
「今日、王様のご子息がお生まれになった。
それで王様は皆にご馳走するから宮殿に集まるようにと言われたのだ。
今日は乞食をしなくても良い。その上、王様はみんなに服をただでくださるそうだ」


宮殿につくと、誰もが金貨やお菓子や衣服などを受け取っていました。
皆は幸せそうでした。
私は思いました。
「私の格好はあまりにも汚い。新しい服を受け取り、王様の食事をいただく前に外で体を洗おう」


桶に水を汲んでいたとき、1匹の犬がやってきて、足元に置いた食べ物の袋を盗んでしまったのです。
犬を追いかけた時、私は石につまずいて倒れてしまいました。
地面に倒れたその瞬間私は目を覚ましたのです。


私は乞食としてひどく苦しみました。
いつも空腹で、食べ物のために犬を追いかけて戦ってでも食べたいほどだったのです。
私が夢の中で犬を追いかけた時は70歳でした。


私の質問は「一体どちらが現実なのか?」ということです。


私が乞食だった時、すべては現実味を帯びていました。
私の苦しみも、乞食であったことも現実でした。
犬を追いかけたことも現実に見えました。
乞食の群れの1人としての私もやはり現実だったのです。


今私は王であり、乞食に施しをする立場にいます。
一体どちらが夢で、どちらが現実なのでしょうか?」


師は言った。
「どちらも現実なのだ。

乞食だった時あなたは乞食であり、王ではなかった。
あなたには王国もなかった。
それからあなたはその状態を拒否してこの状態に入ってきた。
そして今、あなたは『私は夢を去って現実に戻った』と考えている。


だが今あなたがいる非常に現実を帯びた状態もやはり夢でしかない。
それでも、それが続く間はあなたにとって現実に見える。
だが、ある日あなたはこの夢からも覚めるのだ」


王はうたた寝をして、70年間乞食として苦しんだ。
そしてそれから目を覚ました。
その人生は一瞬のうちに起きた。
あなたが真我に目覚める時、三千五百万年の間に誕生に誕生を重ね、そのたびに際限のない苦しみを味わってきた転生の全ても、やはり一瞬の夢でしかなかったことを知るのだ。


「これはみな夢だった。輪廻転生もみな夢だったのだ」と。


賢者はこれを知っている。
だが無知な心は何も知らない。
それでも、無知が取り除かれれば智慧はそこにある。


智慧が全ての無知をぬぐい去り、乞食の状態はあたかも一度も存在しなかったように消え去るのだ。
これが全ての人にとって最終的な運命なのだ。
遅かれ早かれ誰もが目を覚ます。
それが人間としてあなたが生まれながらに持っている権利なのだ。
目を覚まして自由になる決意をするために、あなたはこの体を授かった。


自由になりたいと決意しなさい。
それだけだ。
誰であれこの強烈な決意をして、それを貫き通す人はそこに到達するだろう。
ただ強烈な決意だけが必要なのだ。

 

『覚醒の炎―プンジャジの教え』

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2017.05.10 Wednesday 09:53 | comments(0) | - | 
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