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前世を覚えている子どもたち2

イブ
【悲しみのイブ】

前世を覚えている子どもたちの続きです。

ブライアン・ワイス博士はマイアミの自分の小さなオフィスで前世療法を始め、驚くような治療効果をあげましたが、博士は患者の過去生の検証は行いませんでした。博士にとっては過去生が事実かどうかより、その過去生を知ったことで症状が消えたことが重要だったのです。

しかし、科学的な検証がなければ輪廻転生があるとは学会で認められません。
イアン・スティーブンソン博士は催眠によらないで、前世を記憶している子どもたちを調査することで輪廻転生の事実を研究しました。
そして、50年もの間、世界各地を旅行して2、500件以上の症例を集めたのです。

「スティーブンソン博士は輪廻転生以外のいかなる説明もつけがたい証拠を集めた。」
(アメリカ医学協会ジャーナルの1975年の記事)

スティーブンソン博士は、実際に前世を覚えているという子どもに会って、その家族や前世の家族、親戚や知人からも証言を得て、その前世が夢や錯覚、大人たちの話を聞いて覚えたものでないことを確かめたのです。納得できるまで何回も山奥の不便な村に通ったり、現地の心理学者の協力を得て何年も追跡調査をしました。

この本は、79才のスティーブンソン博士の最後の調査旅行(レバノンとインド)に同行したジャーナリストの記録です。

その調査旅行で実際に会って話を聞いた女性のケースを短くまとめて紹介します。

レバノンにはドルゥズという人々がいます。彼らはイスラム教シーア派から別れた一派です。伝統的イスラム教との大きな違いは、輪廻転生を信じていることです。ドルゥズには前世を覚えている子どもたちがとても多いのです。

ドルゥズの人々にとって、肉体とは単に魂が着ている服にしかすぎないのです。ですから、生まれ変わるということは服を着替えるのと同じなのです。

前世を覚えている人を、男性は「ナティーク」、女性は「ナターク」と呼びますが、これは「前の世代について語る者」という意味です。

遠い古代エジプトや古代バビロンの時代ではなく、直前の前世を記憶しているということは、実際に検証することが可能なので重要です。まだ生存している前世の家族に会って彼らの記憶と比較することができるからです。

そして、ドルゥズの人々にとって、子どもたちが前世を覚えていて語ることは何世代にもわたって続いている一般的な現象なのです。


ケース1.スザンヌ・ガーネムの場合
本の記事を短くまとめました。

ベイルートの週刊誌マンデーモーニングの記事1977.7
ハナン・マンスールの生まれ変わり
5才のスージー・ガーネムは大人になっている3人の子どもの母親だと主張している。そして子どもたちもそれを認めている。現代レバノンの非常に奇妙な家族の関係

スザンヌ・ガーネムは現在5才である。
彼女は、自分が、スザンヌ・ガーネムではないと主張している。
両親に向かって自分はハナン・マンスールであり、アメリカで手術のあと亡くなったという。そして、自分の夫と子どもたちに戻ってきてほしいと言っている。
ガーネム家とマンスール家は、それまで一度もお互いのことについて耳にしたことがない。しかしながら、スザンヌ(ハナン)の家族は子どもたちを探し出して連絡をとった。そして、今や大人になっている彼女の子どもたちは、自分たちの母親はベイルート郊外に住む5才の女の子だと認めているのである。



この記事を見てから8ヶ月後に、スティーブンソン博士はスザンヌを訪ねました。
そして20年後に再び彼女に会いに来たのです。

「正しい名前をたくさん思い出したという点ではおそらく彼女が一番ではないかと思う」と年月を経て黄色くなった書類を出しながら博士は言いました。

ハナン・マンスールは1950年頃、16才で結婚。1年後長女のレイラを出産、その2年後に次女ガラーレを産みました。その後、ハナンは心臓病と診断され、もう妊娠は無理だと告げられたのですが、もう一人息子を産みました。
そして、兄の死後、健康状態が悪化してアメリカ、リッチモンドで非常に危険な心臓手術を受けることになりました。
レイラは母親のそばについているためにリッチモンドに飛ぶ予定でしたが、パスポートを無くして手術に間に合いませんでした。ハナンは手術室に入る前、何度もレイラに電話をかけようとしましたが、回線が通じませんでした。
手術の翌日、合併症を起こしてハナンは亡くなりました。36才でした。
夫はハナンが死ぬ2年前にこう言ったことを覚えています。
「私は死んでも生まれ変わって、前世のことをたくさん話します。」

ハナンが亡くなって10日後に、スザンヌ・ガーネムが生まれました。
スザンヌの母親はこう話しています。
「スザンヌが生まれるほんの少し前、私は女の子を産む夢を見たのです。一人の女性が出てきて、私は彼女にキスをして抱きしめました。その人は『私はあなたのところに行きます』と言いました。彼女は40才くらいで、ハナンの写真を見たとき、そっくりだと思いました。」

スザンヌは生後16ヶ月のときに、受話器を取り上げ何度も何度も「ハローレイラ?ハローレイラ?」と繰り返していたそうです。その少し後、両親が、「ハナンて何?」と聞くと彼女は答えました。
「私の頭はまだ小さいの。大きくなるまで待ってくれる?そうすればちゃんと話せるから」

そして、2才になる頃には他の子どもたちの名前、夫の名前、ハナンの両親の名前、兄弟の名前など全部で13もの名前を告げました。自宅の電話番号も覚えていましたが、最後の2桁が入れ違っていたために通じませんでした。

スザンヌのことを伝え聞いたマンスール家の人たちが彼女に会いに来ました。スザンヌは夫の膝に座って胸に頭をもたせかけました。
そして、夫が彼女の友人と再婚したことを知ると「私以外のだれも愛さないと言ったじゃないの」と言ったのです。彼女は毎日3回は夫に電話をかけ続けていました。

25才になったスザンヌは、丸顔で乳白色の肌をして大きな悲しそうな目をした女性でした。服装は現代的でアメリカの女子学生と同じようでした。

スティーブンソンの質問に彼女は答えます。

「もう出来事はあまり思い出せないのです。でも感情ははっきり残っています。
今でも、夫には電話をかけています。今は週に一回くらいです。
新しい奥さん(再婚した友人)については特に何も感じません。」


スザンヌの両親は、娘が毎日電話をかけては泣いたり、苦しんでいる姿を見てきました。

最後に博士が「前世を思い出すことはいいことでしょうか?」とたずねると、それまで辛そうに話していたのに、背筋を伸ばし彼の目をしっかりと見てきっぱりとイエスと答えました。
「ええ、いいことだと思います。私の前世の家族は私がここにいることを知ってほっとしていますし、私自身も、もう一度前世の家族に会えて安らぎました。」

彼女がまだ結婚していないことについて
「もうハナンの人生は過去のものだと知っているわ。でも、今世ではまだこれという人に会っていないの。」

: * :・’゜☆ . : * :・’゜☆ . : * 

リマ:私たちが常識として知っていた転生の知識とは、違っているところがたくさんあってとても興味深いケースだわ。
ハナンが死んで10日後にスザンヌが生まれているのね。
ハナンの魂は中間世に行かないで直接スザンヌの体に入ったのかしら?σ(・ω-;)? 

ニキエル:魂の世界では、この世界とは時間の流れが違いますから、10日にこだわることはありませんよ。ドルゥズの人々には、中間世のことが文化として伝わっていないので、子どもたちもその部分が記憶から抜け落ちているのですよ。

リマ:そうか、死後の世界に関しての言い伝えも、国によって違うものね。
日本では三途の川を渡るけれど、国によって光のトンネルだったり、いろいろですものね。

ニキエル:魂が胎児に入るのは妊娠直後から出産直前まで、さまざまなケースがあります。狭い地域で生まれ変わりを果たすために、時間をおかずに新しい体に入ったのですね。

リマ:そうすると、生前自分がどう生まれ変わりたいか、しっかり心に決めておくとかなうこともあるのね。たとえば、生まれ変わっても今の夫と夫婦になりたいとか。

ニキエル:なぜ、大部分の人が前世の記憶をなくして生まれてくるのか、考えてみましょう。覚えていて前世の家族と再会することは、残された家族にとっては癒しとなりますが、スザンヌはそのことでずっと苦しんできたのですよ。夫はいつの間にか再婚して、子どもたちとは自由に会えず、自分は知らない家族のなかで孤立感を味わってきました。

リマ:そして、今でもハナンの記憶のために、新しい人生を積極的に歩めないんだわ。
前世は必要なときに必要なことだけ、思い出せればいいんじゃないかしら?
(^−^)



☆前世の記憶があることは、必ずしも幸せとはかぎりません。☆

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2008.07.23 Wednesday 23:05 | comments(0) | - | 
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