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カバラと西洋魔術

ヘルメス
【魔術師ヘルメス・トリスメギストス(D.ストルキウス)】

まだ、カバラがどんなものなのかつかめていませんので、
もう少し、カバラの概略を調べてみました。


カバラ
【ユダヤ教神秘思想のこと。パレスチナのメルカバ神秘主義を源流とし、次第にトーラの神秘的解釈を行う思索的カバラに発展。ゲマトリア、テムラー、ノタリコンなどの技法を用いる。】


メルカバ神秘主義から思索的カバラへ

「カバラ」はヘブライ語で「伝承」を意味する言葉であるが、
通常はユダヤ教神秘思想の意味で用いられる。

カバラの起源は、紀元1世紀のパレスチナに生じたメルカバ神秘主義に求められる。

メルカバ神秘主義とは、『旧約聖書』の一書「エゼキエル書」第一章に登場する神の戦車メルカバを観想する瞑想を行い、神の姿を直接見ることを目的とする修行を言う。

しかし後代になると、世界の創造の秘密を理論的に明らかにしようとする「思索的カバラ」が優勢となり、一時はスペインがその中心地となっていた。

カバラの根本思想は、13世紀末のスペインのモーセス・デ・レオン(1250−1305)による『セーフェル・ハ・ゾーハル』(光輝の書)によって確立されたとされる。

しかし1492年、スペインからユダヤ人が追放されたため、以後はパレスチナのゼファットが中心となった。

思索的カバラは、トーラ(『旧約聖書』のモーセ五書)の隠された意味を解釈することで真理に到達するための奥義であり、その思想は10個のセフィロトからなる「生命の木」に象徴されている。

トーラの隠された意味を解釈するために用いられる技法としては、
文字を数字に置き換えて特定の単語に使用される文字の総数で他の単語との関係を見る「ゲマトリア」
1つの単語を複数の単語の頭文字を並べたものとみなす「ノタリコン」
アナグラムとしての「テムラー」などが代表的なものである。

カバラの技法は、本来ユダヤ教における聖書解釈の中から生じたものであるが、トーラを『旧約聖書』の一部として取り入れているキリスト教においても有効となる。

そこでイタリアのピコ・デッラ・ミランドー(1463ー1494)はカバラに注目し、初めてキリスト教にその技法を導入した。
以後多くの魔術師がカバラを研究し、現在に至るまで西洋魔術の基本的な技法の1つとなっている。

また、フロイトの理論は、心理はテクストの秘儀的解釈によって開示されるというカバラの思想に影響を受けているといわれている。

「図解 近代魔術」羽仁礼著、他を参考にしました。

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つまり、カバラは理論を追求する「思索的カバラ」と、
魔術を実際に行うカバラ魔術に分けられるのですね。

大沼忠弘「実践魔法カバラー入門」はカバラ魔術の基礎本です。

魔術の方が興味を引かれるので、妖しいイメージが作られたようですが、本当は真面目にこの世界を理解しようとする思想なのです。

(^−^)


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2015.10.20 Tuesday 09:40 | comments(0) | - | 
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