マザーテレサはうつ病だった?!マザーの心の闇を考える。
- 2017.11.08 Wednesday
- 09:23
・マザーテレサがうつ病だったと感じた理由
マザーテレサの記事を書いているときに感じたことです。
あれ〜晩年のマザーはもしかしたらうつ病だったのではないかしら?σ(・ω-;)
というのは、20代の時、私は職場の雰囲気になじめず、悩みすぎてうつ病になったことがあるからです。
マザーの告白が、当時の私にとてもよく似ているのです。
マザー「私には神(光)が見えない
50年間、私は虚しい暗闇を生きてきた。
虚しい。孤独だ」
「私の微笑みは仮面である」
・私のうつ病体験とマザーへの共感
私も職場では、ムリヤリ普通に明るく振る舞っていましたが、本当の私は一人ぼっちで孤独だ〜と感じていて、仕事が終わると心がヘトヘトに疲れて真っ暗な気持で帰宅しました。
数ヶ月後、ついに出勤出来なくなり、半年休職しました。
わかるよ、マザー(;△;)
あなたは最初は、神様と貧しい人に奉仕するために理想に燃えていたんだよね〜
でも、いろいろな困難や障害に遭い、心が折れそうな時もあったんですね。
周りの人々やシスターたちには、そんな気持はみじんも出さずに、気丈に頑張ってきたのね。
その時の辛さや苦悩をもっと言えれば良かったね。
真面目だから、言えなかったのね。
活動に参加する人が増え、救うべき人たちも多くなれば、それだけ責任も重くなります。
また、イエズス会とのつながりや、その他の団体との付き合いも多くなれば、ストレス増大です。
マザー、ときどき休んだり、遊んだりすれば良かったですね〜
公的なマザーテレサの顔と、個人のアグネス(マザーの本名)に次第にギャップが大きくなって来たのでしょう。
聖女にしたてあげられて、頑張り屋のマザーは、聖女路線を突っ走りながらも、アグネスの部分は悲鳴をあげていたのだと思います。
・マザーテレサのホンネと名言
ホンネ43才、ベリエール司教への告白
「私の心の中に恐ろしい闇があるために、まるですべてが死んでしまったかのようです。
私がこの仕事を始めるようになって間もないときから、そのような状態がずっと続いています」
ホンネ44才、ベリエール司教への告白
「私の魂は、深い闇と悲しみの中に置かれたままです。でも私は不平をいうようなことはいたしません。神がのぞまれることはすべて、私を用いて成就していただきたいのです。」
その一方で、聖女として
数々の名言を出しています。
・貧困をつくるのは神ではなく、私たち人間です。
なぜなら、私たちが分かち会わないからです。
・執着心から、捨てられないもののなんと多いことでしょう。
すべてをイエスに差し出すためには、所有物は少ない方がよいのです。
・私たちは大きなことはできません。ただ、小さな事を大きな愛で行うだけです。
・太陽を見なさい。そうすれば影は見えなくなるから。
・愛の反対は憎しみではなく、無関心です。
世界で一番恐ろしい病気は、孤独です。
・愛されることより、愛することを。
理解されることより、理解することを大切にしなさい。
・自分のことへの思いわずらいでいっぱいだと、他人のことを考える暇がなくなってしまいます。
・マザーがうつ病だったとしたら?
マザーがうつ病だったという視点で、これらの言葉を読むと、自分への激励だったのかもしれません。
人は誰でも、ホンネとタテマエがあります。
マザーは責任が大きくなるにつれ、そのギャップが大きくなりすぎて、苦しんでいたのでしょう。
それでも、くじけなかった彼女はすごいパワーの人だと思います。
マザーテレサ:どうか私のために祈ってください。
神への思慕の情が、私の心に恐ろしい苦痛を与えています。
闇は大きくなるばかりです。
何という矛盾が私の心に存在するのでしょう。
苦痛があまりにもひどいので、あらゆる世間の評判や人々の話に何も感じることができません。
司教様が気づいて休息させることができたら、ここまで苦しまなくてすんだかもしれません。
しかし、超頑固なマザーですから、休むなんてとんでもないとはねつけそうですね。
マザーへの批判がいろいろ言われていますが、ここまで自分に打ち勝ってきたマザーは心底強い方だったと思います。
マザー、やっぱりあなたは偉大です。
゚+o。(感;エ;激)。o+゚
マザー・テレサ あふれる愛(写真集) – 1981/3/6
沖 守弘 (著)
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