カルマの例 奴隷商人の前世
- 2011.07.12 Tuesday
- 13:30
【船に積み込まれた奴隷たち 映画「ルーツ」】
同じ本から別のカルマの例を引用します。
40才男性。
幼い頃に小児麻痺を患った。
学業が嫌いだった。
独裁的な父親と若い頃に断絶した。
最近、妻と離婚したばかり。
何回かセッションを重ねるうちに、次のような前世が浮かびあがってきました。
「外国人の子ども達が見えます。黒人の子ども達で、みな男の子です。私はその子達を家畜のように扱っています。彼らをムチで打ったり叩いたりしています。
私は奴隷商人です。私が酒に酔っている間、黒人の子ども達が船に追いやられているところが見えます。私はその船の船長です。
100人ほどの子ども達が船倉の中に消えていきます。弱った子ども達はだれかが、または他の子が面倒を見ます。その子たちは出航の前に殺されます。奴隷達はオランダへ連れて行かれます。
帰りの航海で、私は船に武器を積んでいます。金になることなら何でもします。私はいつもあっちこっち動き回っています。親類縁者に関わるとイライラするからです。
家には帰りたくありません。妻は私の姿が見えると身震いします。私は家では酒を飲むだけ、家族に対して怒鳴り散らしたり、独裁的に振る舞ったりします。
息子は弱虫のガキで、息子を船員達に預けて鍛えてもらうことにしました。その後、息子は事故に遭って命を落としました。親類縁者は私を非難しましたが、私はさっさとそこから逃げ出してやりました。
そんなふうに人生をやり過ごしていたある日、私は酒に酔って船の甲板から転落しました。私は脚を痛めたのです。それはまるで猛烈に熱い竿の束で脚に穴を開けられているような痛みでした。私はそれから回復することはありませんでした」
このケースでは、男性が前世で奴隷や他の人たちにしたこと、特に自分の息子にしたことは、現世での彼の父親の行為とダブっています。
彼の父親は厳しい人で、要求するばかりでした。
彼の職場の同僚も権威主義的で、絶えず自分の正当性を主張し続けなければなりませんでした。
満足感の欠如と情動の不安は、彼の人生にまったく安らぎを与えませんでした。
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子どもの頃の小児麻痺の脚の痛みは前世の傷だったのです。
前世で自分の息子にしたとおりのことを、現世では息子として体験しました。
彼は今でも親類縁者と関わることがきらいです。
職場では、いつも誰かにやり込められています。前世の奴隷の立場を味わっているのでしょうか。
そして、妻にも去られてしまいました。前世では妻を大事にせず、苦労ばかりかけていました。
彼が現世での困難は前世のカルマの解消のために、自分で選んだ試練だと気づき、他者を大切に扱うことに思いを巡らしたとき、この人生は好転するのだと思います。
このように、カルマを過去の罰だと捉えるか、自己成長のための試練と考えるかで、その後の人生の進み方が大きく変わります。
天使:感謝ですよ。何より大切なことは、ありとあらゆることへの感謝です。生かされていること、気づきのための試練にも。このようなチャンスが与えられたことにも。
どんなに苦しいときも花が咲き、蝶が飛んでいます。あなたの成長を宇宙はやさしく見守っているのです。
リマ:そうですね。いやなことが起きると腹が立つけれど、それも何かのメッセージで、気づきを促しているんだ。見方を変えれば、辛いことも良くなるためのお知らせだと感謝できるでしょう。私たちは輪廻転生しながら、それらを学んでいるのですね。
それでも、辛いことも多いな〜、人生は終わりなき旅、たとえ自殺しても、また生まれ変わって残りの試練を片付けなければならないんだわ。焦らず身近な所からコツコツ良くしていくしかないんですね。
(*´Д`)=3
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