「惑星を旅する死後の魂」

  • 2011.06.24 Friday
  • 18:40

金星
【金星:金星に関わる天秤座と牡牛座と金星の影響】
画像はこちらからお借りしました。

「輪廻体験」から、私が面白いと感じた記事をご紹介したいと思います。この論文はアメリカの占星術家エド・マコーウェン1989年に発表したものです。
簡単に要約していますので、興味のある方は本をお読みください。

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 エドガー・ケイシーは2500件のライフ・リーディング(人の前世や性格、才能などの人生に関するリーディング)のほとんど全てで、その人の人生に与える惑星の影響について語っていました。

リーディングを受けた人たちは、かつて自分たちが何度も地球にやってきただけでなく、転生の合間に太陽系のいくつかの惑星に住み、さらに遠くまで行った者もいると告げられました。

ケイシー:水星、金星、木星、天王星、土星において汝らは、これらの領域では、肉体を離れて存在し、また、これらの諸惑星の太陽系に占める位置に応じた反応が存在した。

死の直後、無意識の期間があるが、その期間はその魂の霊的発達の状態によって決まる。死後、魂と霊は、それまで地上で体験をかさねるうちに心が作り出したものを糧とし、ある意味ではそれに支配されている。物質界で得たものは何であろうとみな使わねばならない。

調整が完了すると、魂はその人に最適な惑星に惹きつけられる。ある者は火星へ、ある者は金星へ、又ある者は土星へと引きつけられていく。

地球はこの太陽サイクルのほんの一部にすぎず、太陽系の残りの惑星の影響を体験することによて、魂は波動を調整される。

すべての魂の願いとは、神と一体になることだ。その手本となるのはイエス・キリストである。

誕生時の惑星の配列、または実際に自分がその惑星周辺にいたために慣れ親しんだ波動に魂が反応するのである。

人生において指揮権を握るべきものは意志であり、占星術的象徴が示すのは単に、その者の定めた通りに成長を抑制したり促進したりすることのできる、推進力あるいは傾向にすぎない。


このように、ケイシーは誕生時の惑星の配列と運命は関連があるが、意志によって人生を決めることができるとも言っています。

また、高度な成長を遂げた一握りの人々は、こうこれ以上肉体に転生する必要はないだろうと言われました。

各惑星はそれぞれ特有の意識の次元をあらわしている。諸惑星は畏敬すべき宇宙の旅の駅のように、人それぞれの旅路にたてられた道しるべなのである。

水星・・・高度な心的能力。意志の力。
金星・・・愛や美・希望・平和。金星圏内の波動に同調すると美術や音楽の才能に恵まれる。
火星・・・怒り。短気。
木星・・・人を気高くする感化力。寛容さ、宇宙意識。
土星・・・突然の変化。魂の成長をつづける上での妨げとなる、不自然な欲望や強い憎しみを克服するため、魂は土星へと追放される。直感の働きが鋭く、オカルトへの興味を持つ。
天王星・・・極端な行動や思想を示す。ケイシーは地球に生まれる前、天王星にいた。
海王星・・・水上、水辺に暮らすと、神秘家としての能力が与えられる。(オーラ視や透視能力のことのようです。)
冥王星・・・わがままな性格はこの惑星の否定的な影響を受けている。プラスに働くと、霊的意識への解放、人類の進化を推し進める。

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リマ:私は占星術に詳しくないので、これらの惑星の影響についてよくわかりませんが、ケイシーと占星術を研究した本も出ているそうです。非常に興味深いです。

私たちは地球でばかり生まれ変わっていると思っていましたが、広く太陽系や遠くの宇宙にも行き来しながら転生していたのです。

思い込みをはずして、前世を見れば、自分が他の天体で過ごしていた人生も見ることができるのでしょう。去年、私が鞍馬山に呼ばれたのも、金星の前世があるというメッセージだったのかもしれません。 σ(・ω-;)

天使:そのとおりだよ。地球での生まれ変わりしかないと思っているから、自分がもっと広い体験をしてきたことに気がつかないのさ。自由な心で前世を見てごらん。そして、自分の意識を大きく広げてみよう。
(⌒_⌒)

この論文の後半では、ルドルフ・シュタイナー(科学者、教育家、神秘家)もよく似たことを述べていたと書かれています。(省略)

シュタイナーによると、死後、地球から諸惑星を旅する魂は、ルシファーに出会います。物質界のルシファーは悪として存在しますが、外惑星でのルシファーは将来のカルマの調整役なのだそうです。

シュタイナー:地上で物質的なものにしか関心のなかった者は、死後多くの光明を見いだすことはできない。こういった不幸な人々は、つぎの人生では貧弱な能力しか獲得できない。・・・彼らはどこに生まれても、地球上でルシファーの誘惑を受けられるように準備している。それはたいていは冷たく計算高い性質の持ち主である。しかし、これは二度目のチャンスなのである。

最後に、愛する者の死を経験した人々に関し、お二人からのアドバイスです。

シュタイナー:世を去った者の顔を思い描いて、その人に霊学の本を読み聞かせることをおすすめする。また、毎晩寝る前に愛する死者の魂のことを考えるだけでもよい。

リマ:その方のために、お経を読むのもいいですね。

ケイシー:死の状態に入ったばかりの人は熱心な祈りをおおいに必要とする。
弟を亡くした女性への助言「忘れずに彼のためにいっしょに祈ってあげること。そして、彼を引き止めようとしないこと。彼もまた体験を通じて、光の道を歩むことができるということを忘れぬように・・・死者には正しく生きる者の祈りが必要である。徳を積んだ魂の祈りは、あやまちを犯した多くの魂を救うであろう。」

リマ:やはり祈りの力は大きいようです。心を正しくして、宇宙と地球の平和と、死者のために祈りを捧げましょう。 

・関連記事

永遠の戦士パットン将軍 (03/26)
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=639
宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 2 (03/25)
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=638
宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 1 (03/24)
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=637

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永遠の戦士パットン将軍

  • 2011.03.26 Saturday
  • 15:22

パットン将軍1
【パットン将軍】

 このところ、真面目な記事が続きましたので、面白い話をご紹介します。出所はやはり「輪廻体験」です。

第二次大戦の英雄パットン将軍は前世を信じていた。

映画「パットン大戦車軍団」 予告編
http://www.youtube.com/watch?v=iVsoWCO5gYA

「パットンは軍事史上で、並外れて鋭い知力とたくましい想像力をそなえており、ミュラ元帥(ナポレオン戦争時のフランスの元帥)やシャーマン将軍(南北戦争北軍)、ロンメル将軍(第二次大戦ドイツの陸軍元帥)らのような傑出した司令官と並び称される人物である」  イギリス エッセイム少将

「パットンは戦車・歩兵合同部隊の最良の指揮官だったばかりでなく、すべての前線においてもっとも恐れられた将軍だった」  ドイツ ワーゲンハイム中佐

「パットンは心霊的な感知器を使って、陸軍情報部よりはるかに先んじていた」  パットンの部下の情報将校

「ジョージ・パットンは軍人の家系に生まれ、輪廻転生を信じ、神を常に祈る人間であるが、ひとたび戦いとなると軍神のようになる。そして口ぐせは『16世紀が一番よかった。20世紀は嫌いだ』というものだ。」  ドイツ軍(国防軍)の報告

 
ジョージ・パットン
George Smith Patton, Jr.
1885年11月11日 - 1945年12月21日(満60歳没)

 ジョージ・パットンはカリフォルニア、サン・ガブリエル・バレーで生まれました。幼い頃は読み書きがうまく出来なかったので、父親が自宅でかずかずの古典を読み聞かせました。そのため、12才で学校教育を受けるころには、ホメロス「イリアッド」聖書を暗唱していました。また、ピラミッドの預言書からも影響を受け、自ら予知能力があると主張していました。40代では(1920年代)、将来もう一回大戦があると確信していました。

 子どもの頃から軍人ごっこが大好きで、自分はアーサー王だと空想していました。幼なじみで妻となったベアトリスの父親に「兵士になることは、私にとっては息をするのと同じくらい自然なことです」と書き送っています。

 彼は深い信仰を持ち、日曜日には必ず礼拝に出席していました。

 パットンは、超感覚的知覚(EPS)をかたく信じていて、テレパシー、既視感(デジャヴェ)、予言、生まれ変わりなどはみな、全体をなすものの一部分だと確信していたそうです。こういった能力をからの授かりものと考えていたパットンは、自分はこの天賦の能力の持ち主の一人だと信じていました。

「ひどく落胆することがあっても、いつも物事はうまくいった。その時はわからなかったが、それは神の恵みが姿を変えて現れたのであって、結局私にとって都合よく事が運んだんだ」

「夕方、テントにいる私のところにしょっちゅう親父がやってきては座って言ったものだ。------お前はきっと明日の戦いも無事で、勇敢に行動するだろうよ、とね。親父は家の書斎にいるときと同じで、まるっきり本物と変わらなかった」

 祈りはパットンの人生の一部でした。パットンにとって、この力は応用するためのものであって、信じるだけではありませんでした。

 バルジの戦いの時、悪天候に悩まされたパットンは従軍牧師「我が軍に神のご加護をいただけるよう、取りはからってもらえないだろうか」と伝えました。
牧師はいんぎんに答えました。「通例といたしましては、同胞を殺すために晴天になるよう祈るのは、従軍牧師の任務ではございません」
パットンは激しい口調で言いました。
「牧師さん、私に説教するおつもりか、それとも第三軍の従軍牧師なのか? 私の欲しいのはお祈なんだ」

 祈りの言葉はクリスマスカードに印刷され、各部隊に配られました。雨と雪は本当に止んで連合軍の航空機による支援が可能となり、パットンは部隊を展開することができたのでした。

 パットンは難問を解決するために全身全霊をつくしました。すると、ひとりでに答えがパーフェクトなで心に浮かんでくることがよくありました。

 バルジの戦いでも、クリスマスの日に敵がある地点から攻撃をしてくることを予知していました。ある晩、敵を出し抜いてこちらから攻撃をしかける作戦が頭に浮かび、彼は飛び起きました。そして、パットン部隊はドイツ軍が突撃を開始する寸前に攻撃をかけ、敵は攻撃をあきらめたのでした。

 パットンは自分の前世について妻や家族に語っています。

4千年前のエジプト人だった
トロイア戦争で戦った
シーザーの第十軍団で戦い
カルタゴのハンニバル将軍だった
スチュワート王朝のために戦った。

 また、戦士だった自分のさまざまな前世を詩に書いています。
それによると、最初、幻はぼんやりしたものでしたが、次第によろいかぶとに身を固めたギリシアの装甲歩兵の鮮やかな幻が見えてきました。

戦列がペルシアのキュロス王と向かい合ったとき、彼はよろいを伝う金くさい汗や、じっとり湿った槍のなまなましい感触を味わったのでした。

別のギリシア人として、アレクサンダー大王と共にティルスの城壁にいたことがありました。

そして、最後はナポレオンの陸軍元帥ミュラとともに馬を走らせている一将軍の姿でした。

「ふたたび私は戦士として生まれるだろう」と最後に結んでいます。

パットンがフランスではじめて軍隊を指揮したときのことです。ひとりの若いフランス人将校が町を案内しようと申し出ました。パットンは、私はこの町に詳しいから必要はないと答えましたが、彼は信じませんでした。

そこで、パットンは運転手に命じて、まるで誰かが耳元で方角を教えてくれているかのように、その小都市をあちこち走らせました。

パットンはローマの円形競技場や練兵場、広場、マルス神とアポロ神の神殿、そのうえシーザーが野営したという地点さえも示しました。
「一度も道を間違えなかっただろう? 何しろ昔ここにいたのだから」

「人間には自分の運命を知る必要がある。将来何になるのか、知らなくてはいけないんだ。運命の女に誰でも二度や三度は肩をたたかれることがあるものだが、そんな時たいていの人間は、追い払ったり知らん顔をしてしまう。だが、機知を働かせてこちらから振り返ってやれば、運命の女神はどちらへ行ったらいいか指さして教えてくれるだろう。やる気のある人間なら、その指示に従うものなんだ」

1945年12月21日、パットンは自らの予言どおり交通事故で負傷し息を引き取りました。
まるで戦争をするために生まれ、戦争が終わったとたんにあの世に帰ったかのようでした。

「死は取るに足らぬもの・・・・・勇気こそは至上のもの」


Wiki  ジョージ・パットン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%B3

パットン将軍2
【パットン将軍。いかにもイヤな野郎、という顔つきですが、実はパットンが意識的にやっている表情。自ら「ウォー・フェイス(戦争用の顔)」と名づけて、鏡の前で嫌みなオヤジ顔を練習していた。】

パットンの人生数は26/8
愛情深く責任感あるリーダーという数です。
直感力にすぐれていたことも生年月日からわかります。このように戦士としての人生を選んで生まれてくる魂もあるのです。


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宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 2

  • 2011.03.25 Friday
  • 13:19

モーガン 嵐の精
 【イブリン・ド・モーガン 嵐の精】

宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 1の続きです。
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=637


マイラ:
 以前いた次元に戻ろうと決めたときはじめて、頭から出ている透明でしなやかなひもで、私は体とつながっていることに気がつきました。「あちら」に滞在しようと決めれば、自分でひもを切断することができるようでした。

 でも、私は戻る決心をしていましたので、宇宙の高みから後退しはじめ、最初に私にあいさつしてくれた愛情あふれる人たちのいる領域へと戻っていきました。

 向こうも私が戻る決心をしたことを知っているらしく、またそれを知って喜んでくれているようだったので、私はびっくりしました。通り過ぎていく私に、彼らは歓喜の合唱をはじめて別れを告げてくれました。

 今でも私の耳にはあの音楽の荘厳さが残っていて、つらいときには思い出の中で、彼らが愛を送ってくれたあの至福の瞬間へと戻るのです。

 ふたたび身体と合体すると、周囲の声が聞こえてきて、私は自分が病院の部屋にいることに気がつきました。痛みと喪失感と息苦しさを感じました。

 ひとりの医者がノドに指を押し込んだので、私は激しくもがきました。
「これで血圧が上がってくるだろう」と彼は言いました。
「やっと息を吹き返したわ」という看護師さんの声が聞こえ、
「あぶないところだった!」と誰かが言いました。
「この人たち、ちっともわかってないんだわ!」と私は思いました。

「すごくきれいでした」とつぶやくと、
「きれいって、何が? 夢でも見たんですか?」
「いいえ、夢じゃないんです。本当だったんです」
「何が本当だったんですって?」

 私は首を横に振って眠ったふりをしました。自分が宇宙の頂点に行って戻ってきたなんて、どうして言えましょう。

 マイラは回復して数週間たった頃、自分に新しい知覚能力が生じたことに気がつきました。他の生き物との隔たりを感じなくなり、自分が万物の一部だとわかりました。地球の音を聞いて、地球が宇宙でバランスを保つために変化していることを知ったのです。

 彼女の予知体験は数え切れないくらいありましたが、大きく三つのタイプに分けられました。

 第1のタイプは、特定の人物に関するものです。
たとえば、ベトナム戦争に従軍した息子が戦場で負傷したときは、知らせが来る前に軽いウツ状態になりました。息子が死ななかったことを神に感謝の祈りを捧げていると、目に見えない存在が来て「使徒信条」の祈りを繰り返し唱えなさいと伝えました。「三日目に神はよみがえり・・・」で、それは三ヶ月後のことだと感じました。息子は三ヶ月後に司令部に戻り別の任務を割り当てられ、ジャングルに行かずにすみました。

 第2のタイプは、多数の人々にかかわることでした。マイラは何度も、大気圏のバランスを取る必要上生じる竜巻を予知し、これから起きる惨事や死を文字通り体験しながら苦悶にさいなまれました。なんといっても悲しかったのは、嵐がどの地点をおそうのか特定できず、警告することができなかったことでした。

 最初の予知は、臨死体験をしたあとの春に起きました。突然、大きな重しがのしかかるような異様な感じがし、重圧感と吐き気と無気力感におそわれました。

「なにか恐ろしいことが起きるわ!」私はあえぎながら叫びました。
夫が心配して声をかけてくれました。
「どうした? 具合でも悪いのかい? ぼくにできることは・・・・・」
「何だかわけがわからないの。たくさん人が死ぬことになるみたい。でも私にはどうしようもない! 何か災難のようなものが近々起きるんだわ・・・ごく近いうちに!」

一週間後、マイラは二マイル先の分譲地をおそった竜巻のことを知りました。あのときの気分の悪さは、竜巻の発生原因となった大気の不均衡だったのでした。

 第3のタイプは、将来私たちに影響を及ぼす「起こりつつある何事か」に関する宇宙的な知覚です。それは生きている地球だけでなく、それをとりまく宇宙やこの惑星に住む私たち全体にかかわっています。

 物理的な宇宙では、何かが起きれば必ずどこかで均衡がとられねばならない、ということがわかるようになりました。別の言葉で言えば、かならず何らかの穴埋めが必要だ、ということです。

 ある日、犬の散歩をおえて帰宅した私は、体が衰弱したような感じをおぼえました。さらに、深い不安感にもおそわれました。私はすぐさま自分の体験していることが、この惑星に影響を与えていることがわかりました。地球の内側に何かただならぬ動きが生じたことを感じたのです。

 体全体が苦しくて、惑星全体が揺さぶられるのを感じ、自分の感じていることはひどい地震か、核実に関係しているにちがいないと思いました。

 私には、この惑星の外殻構造を支える働きをしている岩の梁が裂けるのが見えました。反響が地下に衝撃波を送り、何千マイルもはなれた地点の別の岩の梁に影響を及ぼすところが見えました。このたった一回の爆発のために、惑星全体が宇宙空間で震動しました。

 大きく口をひらいた穴があり、それはかつて地下の泉が生命力その他のエネルギーを、生きた惑星という細胞の表面の組織に供給してきた場所なのでした。まるで地球は傷ついた生き物のようでした。私は地球とともに泣き、見えない存在がやってくるまで涙が止まりませんでした。

 地球が宇宙で自分自身のバランスをとるために、嵐や竜巻などの惑星の大変動が生じることを覚悟しておかねばならないこともわかりました。耳を傾けようとする人がほとんどいないため、惑星が生き延びるためには多くの人々が死ななくてはならないでしょう。でも、理解する人の手でこれを避けるチャンスはまだ残っています。

 あとで、この予知が届いてから一週間後に、マイラの住む地方で地下核実験が行われたことがわかりました。あのようなひどい嵐が起きる理由も、地球の核が熱せられて膨張する理由も、地下核実験の超高温で生じたものすごい爆発力をもった高熱を逃がすために、火山という安全バルブがいつもより多く開く理由もわかりました。生きている惑星が平衡状態を保つための標準的な許容量をはるかにこえた熱を受けたことがわかったのです。

 少なくとも私の知るかぎりでは、この惑星を救う唯一の方法は、すべての核実験をやめることのようです。地球はさらに苛酷さを増す天候と、天災とよばれる極限状況を体験しつつあります。無知がゆえになされた人間の行為が、現在の大災害の大部分の原因となっているというのに・・・・・人間は、将来もふたたび無知のために、殻変動の原因をひきおこしていくことになるのでしょう。

終わり

 まとめてみて、今,まさにぴったりの証言だと思いました。この本が落ちてきて、私がこの章を読んだことにも意味があるのでしょう。原子力発電が地球にいかに影響をあたえているか、考え直してみる必要があると思います。

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宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 1

  • 2011.03.24 Thursday
  • 19:56

 太陽系の惑星
 【太陽系の惑星と主な衛星】

 先日の地震で落ちてきた本を片付けていたら、昔読んだ本が出てきました。当時はそれほど面白いと思わなかったのですが、読み直したらすっかりはまってしまいました。

内容はエドガー・ケイシー財団が運営しているARE(Association for Reseach and Enlightenment)の機関誌に掲載された記事13編をまとめたものです。古い記事が多いので言い回しに時代遅れの部分もありますが、とても興味深いです。

この中から私の独断と偏見でいくつかご紹介します。


輪廻体験―過去世を見た人々の証言
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「宇宙からの帰還 臨死体験者の証言」
マイラ・カ・ランジ 米国、女性、画家 1988

1955年12月、マイラは妊娠3ヶ月で風邪気味でした。急にひどい腹痛が起き、救急車で病院に運ばれましたが、お腹の子は助かりませんでした。

出血が始まり、看護師が血圧計の目盛りを読み始める声を聞いていました。
(青文字 本文より引用)

 すると私(マイラ)の頭の中で、何かが目もくらむばかりの閃光となって爆発し、私は体外に放り出されました。ぐったりした私を介護する医師たちの頭上を漂いながら、突如、あれは本当の私ではなくて、本当の私の入れ物にすぎないのだ、ということに気づきました。私は体外にいて、これまでの苦痛はなくなっていました。

 またが見えてきました。まるで深い井戸の底からまぶしい太陽を見るような感じです。私は光に吸い付けられるように上昇していきました。それと同時に、医者たちが私の体を検査している病院から遠ざかっていくのもわかりました。

 上に行くにつれて光はますます大きくまぶしくなり、ついには眼前いっぱいに広がって炸裂し、燦然と輝くその光の中に私はすっぽりと包みこまれてしまいました。どうやら、これは神様にちがいありません。圧倒されんばかりの愛と平和とよろこびが感じられたからです。

 私は病院に入っていたときの自分とは別の人間になっていました。そのわけは、私が光という言葉の新たな意味を理解したからでした。神は「光」でした。そしてあの「光」の中には、だれもが知りたいと思う、そして知る必要のある知識が何もかもあるのです。・・・・・一瞬静寂に包まれ、はじめての本当の意味がわかりました。恐れも後悔も悲しみも痛みもなく、私は愛に抱かれ、愛の虜になっていました。

 気がつくと、マイラは別の次元にいて、たくさんの魂に出会いました。その中には数年前に亡くなった父親、14才の時に亡くなった祖母もいました。二人は元気で若々しく喜びに満ちあふれていました。

 マイラは、自分が危険な旅を終えて突然家に帰ったような安心感を覚えました。自分は愛の光の中にいて、地上にいたときのように、離ればなれで孤独な感じはしませんでした。「光輝く一つのもの」の一部分でした。各人の思考は美しい音色の音程となって、テレパシーで皆に伝わりました。

 突然、何の前触れもなく、ラジオの雑音のような音が聞こえてきました。陰気でさみしげな音が聞こえはじめ、すぐに不愉快で悲しげな音に変わりました。マイラはひどく心を乱され、泣きはじめました。

「あのひどい騒音は何ですか」私はたずねました。
「地上にいる何百万人もの人々の想念の発する音が寄り集まったものです」と彼らは答えました。
   
「でもなぜ皆さんは泣かないのですか」
「地上の人々がいつもあんな音色をだすとは限らないことを知っているからです」

「いつになったら調和のとれた音が聞こえてくるのでしょう」
「地上の人々が、自分たちが互いにひとつであると悟り、憎しみのかわりに愛を考えるようになったときです」

私はまた泣きました。
「それはずっと先のことでしょうね」
「そうです。でもあなたは手助けすることができるのです」

私には信じられませんでした。私はごく普通の人間で、いま聞いているひどい音を変えるために何ができるのか、考えもつかなかったからです。

「あなたがここで学んでいることを知らせること、それが助けになるのです」と彼らは言いました。

その後、マイラは遙かに高い知識と叡智をもった存在と、さらに上のほうへ昇っていきました。

 すると青い宇宙の中に、青緑色の球体である惑星地球の姿が見え、その音が聞こえてきました。地球は振動する巨大な発電機のように脈打ち、うなりをあげていました(まだ宇宙開発は始まっていず、宇宙から地球を見た人は誰もいませんでした。)

 地球の発する音は、ゆっくりとした心臓の鼓動のリズムにあわせて大きなコントラバスが鳴っているようでした。地軸を中心にまわりながら、低くブーン、ブーンと音をたてるのでした。そして、その音は他の惑星の発するさまざまな高さの音とまじりあい、畏敬の念にうたれた私は、この素晴らしい交響曲にうっとりと聞き入りました。

 青い宇宙で回転する私たちの地球を見守るうち、それは変わりはじめ、透けて見えるようになりました。まあ、地球は息をしているんだわ、と私は思いました。そしてその通りだったのです。まるで、地球は宇宙を構成する無数の細胞のうちのひとつの、美しい生きた丸い細胞のようでした。

 地下から地表へと巨大な動脈網のように上がってくるのかずかずが見えました。水は大気中の雨になり、岩や土の中をしみ通って濾過され、また地下の川にもどって循環していました。

 溶けて白熱したマグマは、あちこちで今にも地表へと噴出するようでした。私たちが暮らしているが、あまりにも薄いので驚きました。こんなに薄い殻が、どうして爆発の危機をはらんだ内部の熱を包み込んでいられるのか不思議でした。

 次に一瞬のうちに、私は宇宙を一望のもとに見渡せるところへ連れていかれました。私はそこで、惑星ひとつひとつが他の惑星全体にとって、いかに重要であるかを教えられました。ある惑星に影響を及ぼすものは、他の惑星全体ばかりか、その星に住む全存在にまで影響を与える、ということを見せられました


 つまり、一人の人間がほかの惑星にいかに影響するかということです。宇宙と一体であることを知って非常なショックを受けた私は、自分はとるに足らないものだ、などともう二度と考えられなくなりました。

 自分が他の人に対して何を行っても、行為の善し悪しにかかわらず、その行為は自分ばかりか周囲の人とも作用しあうのです。他人のためを思って行動しようと、他人に敵対して行動しようと、それは自分自身に対して行ったことになるのです

 マイラは、この一瞬ののち、(あの世の時間は地球とは違います)あの次元にとどまるか肉体に戻るかを選ぶ権利があたえられました。これ以上あちらにいると、戻りたくても戻れなくなると感じました。

 このすばらしい世界で学んできたことを伝えなくては・・・マイラは決心しました。非常に多くの人が死をおそれていました。肉体は死ぬけれども内なる人格は死なない、ということがわかれば、みんな喜ぶだろう、自分たちが他の人々と一体であることを知れば、戦争も憎しみもすべてなくなるだろうと思いました。

つづく

60年前の体験なのに、今読み直しても少しも古くささを感じません。真実だからでしょう。この臨死体験後、マイラは予知能力が現れて家族の安否や災害の予知ができるようになりました。

宇宙からの帰還 臨死体験者の証言 2 (03/25)につづく
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=638

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