アディクション・セミナーに行ってきました。

  • 2010.05.16 Sunday
  • 23:23

ぶどうの木
 【ぶどうの木】

今日、横浜の男女共同参画センターで開催されたアディクション・セミナーに行きました。とてもこういう苦しみを抱えた人の集まりとは思えない明るい雰囲気でした。

大ホールでは順番に体験談が語られ、お昼休みにはベリーダンス、太鼓、コーラスが披露されました。午後は大ホールとは別の部屋でも各テーマ毎の分科会が開かれ、たくさんの人が参加していました。

内容を書くことはできませんが、これが現代の話しか!と思うようなドラマチックな体験談がたくさんありました。そして幼い頃に傷つき、回復途上の人たちの生々しいお話に涙が出ました。

最後にみんなで手をつないで平和の祈りを唱えます。

平和の祈り

神様、わたしにお与えください
自分に変えられないものを
受け入れる落ち着きを

変えられるものは
変えていく勇気を

そして二つのものを
見分ける賢さを


このことばが実にいいのです。
私はこのことばを声に出して言うとき、いつも胸がジーンとします。

この神様というのは、特定の宗教の神のことではありません。
ハイヤーパワー、偉大なる存在、自分なりに理解した大いなる存在などとも呼ばれています。自分の心の中にいる大いなる存在です。

私たちは自分の努力で何とかしようと、いつも頑張ってきました。
しかし、自分の力だけではどうにもならないこともあるのです。

そんなときは、自分が無力であると認めて、神様におまかせすることです。
そのためには、それを見分ける叡智が必要です。

本当に、この会に参加している人たちはスピリチュアルそのものでした。
もっと普通の人々にもこのようなミーティング・グループの活動が広まるといいと思います。

アメリカから去年帰国した方のお話では、あちらではこのようなグループがものすごくあり、その数はどんどん増えているそうです。

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シャクティー・ガーウェインの恋愛依存症

  • 2010.05.14 Friday
  • 21:48
マインド・トレーニング―リラクセイションの奇跡
マインド・トレーニング―リラクセイションの奇跡

中西 珠佳江
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シャクティー・ガーウェイン
は、15才で本格的な恋愛をしてから、つぎからつぎへと男たちと関係を持ち、妊娠、中絶、とんでもない動機と成り行きで書類上の結婚をしたりしました。彼女の人生は男がいなければ生きていけないようでした。

わたしは、自分が人間関係にひどく溺れやすいところがあるという事実と向き合う必要があった。15才のときからずっと、ほんのわずかな期間をのぞいて、わたしはいつも誰かと恋愛関係にあった。わたしの内部には空虚というつらいフィーリングがあって、自分を愛してくれるを求めることによって、それから逃げようとしていたのだ。

・・・

その頃、まれに見るハイ・レベルなチャネルをする友だちにリーディングをしてもらった。彼女は、わたしは幼い頃に父とのきずなを断たれたときに感じたことを人間関係において再演し追体験してきたのだと言った。また、それまで満たされたことのない自分の欲求に対する絶望感と死への欲求を体験してきたのだという。

(彼女が1歳半のときに両親が離婚して、母親に育てられました。)

なんとも興味深いことに、わたしは自分の人生に欲しいと思うものを完璧にすべてつくりあげてきたのに、そのたったひとつの例外が、もっとも欲しいものである男とのいい関係だった。

このリーディングにわたしは打ちのめされたけれど、真実だと思った。

わたしは内部にいる傷ついた子どもを愛し、世話をすることを学ぶべきときなのだということを知った。
それはわたしの人生でもっともやっかいな時期だった。

一人暮らしで、親しい友人との何人かとは疎遠になっていて、男たちとの関係はごちゃごちゃ、そんな中で、どうしょうもない絶望感と向き合っていたのだ。光、力強さ、精神性と結びつくまで、わたしは自分自身の暗闇と恐れのなかへ敢えて入っていかなければならなかった。

まさにわたしの魂の闇夜だった。
「リターン・トゥ・ザ・ガーデン」より引用

どのようにして、シャクティーはこの困難な時期を乗り越えたのでしょうか。
σ(・ω-;)  
つづく

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AAの効果

  • 2010.05.13 Thursday
  • 22:17

若き殉教者の娘
【ポール・ドラロージュ 『若き殉教者の娘』1855年】

AAはアルコホーリクス・アノニマス(Alcoholics Anonymous)の略です。
直訳すると 「無名のアルコール依存症者たち」という意味です。

1935年にアメリカ合衆国でビル・Wボブ・Sの出会いから始まり、世界に広がった飲酒問題を解決したいと願う相互援助の集まりです。

AAはどのような宗教、宗派、政党、組織、団体、にも縛られていません。
始まりは一人のアルコホーリク(問題飲酒者)が、もう一人のアルコホーリク(問題飲酒者)にお互いの飲酒の問題について経験を分かち合い、そのときだけは飲酒をせずにいられた、ということによって広がっていった共同体です。

AAではアルコホリズム(アルコール依存)の回復のために「ミーティング」を活用しています。
ミーティング会場は世界各国にあり日本各地でもさまざまな場所で毎日行われています。

AAは会員制ではなく、組織も会費もありません。
また名前や連絡先を明かさないことも自由です。
そのため、名簿もなく、正確なメンバー数はわかりません。

世界160の国と地域で220万人、日本では5,000〜2,500人のメンバーが飲まないでいると推定されています。(2006年1月現在)

医師や専門家もいないのに、これらのミーティングに参加しているうちに、どんな治療も効を奏さなかったアルコール依存症者が飲酒しなくなったのでした。その数は220万人以上です。

医師や医療関係者、カウンセラーたちは理由はわかりませんでしたが、こんなに効果があるのならと、患者に参加を勧めるようになりました。

そして、アルコール以外のさまざまなアディクション依存症にも効果があることがわかってきました。

薬物依存症、ギャンブル依存症、摂食障害(過食症、拒食症)、共依存、アダルトチルドレン、セックス依存症、買物依存症などテーマ毎に多くのミーティング・グループが出来ました。

その効果はスピリチュアルな本にも紹介されるようになりました。
「パワーかフォースか」ホーキンズ博士はAAの12ステッププログラムは真実度が高いと書いています。
また、瞑想で有名なシャクティー・ガーウェインもこの12ステッププログラムを高く評価しています。彼女自身も参加しました。

つづく

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自助グループAAの誕生

  • 2010.05.13 Thursday
  • 00:03

バッコスの信女
【ウィリアム・ブーグロー バッコスの信女】

1930年代のアメリカ
、成功した株の仲買人ビルアルコール問題で苦しんでいました。お酒を飲み始めると止められなくなり、そのために仕事に失敗したり、顧客の信用を失ったりするようになりました。何回も病院に入退院を繰り返すうちに重症になり、とうとう主治医からこのままでは自殺するか発狂するだろうと宣告されてしまいました。

そして、治療を受けるお金も無くなり、退院して自宅で絶望うつ症状の極にありました。

始終一貫、自分を愛し続けてくれた妻のロイスをひどい目にあわせていることが悲しかった。彼女との素晴らしかった日々が思い出された。しかし、それもおしまいだ。自分はまもなく死ぬか狂うかするだろう。この絶望の中で、ビルはすすり泣いた。

「何でもします。はい何でも!」
彼はこの時、完全に屈服し、自分の身を預けたのだ。
彼はすすり泣きながら乞うた。
「神様、おられるなら姿をお示しください」
その直後に起こったことは衝撃的だった。

「突然部屋が言いようもない白い光に燃え上がった。形容を絶する恍惚の感じに包まれた。・・・それから、心の目の中に山が見えた。私はその頂点に立っていて、そこにはすさまじい風が吹きすさんでいた。空気の風ではなく魂の風だった。偉大な澄明な力で私の中を吹き抜けて行った。その時

”お前は自由だ”

という考えが燃え立つように湧いてきた。どのくらいの時間こんなことをして過ごしたのか覚えていないが、そのうちだんだん光りや恍惚が遠のいて部屋の壁が目に入るようになってきた」。

この日以来、ビルは神の存在を身近に感じるようになり、飲まなくなった。39才の誕生日が過ぎたばかりの時だった。

ビルの伝記"Pass it on" 斉藤学「魂の家族を求めて」より引用

ビルは自分の体験がアルコールの幻覚に思えたので、主治医のシルクワース医師に相談しました。
「先生、これは現実でしょうか?私はまだ正気ですか?」
「私にはわからないが、君はそれにすがりついた方がいい。何であれ、ほんの数時間前の君よりいいさ」

その数ヶ月後、シルクワース医師にあることを勧められました。それは、自分の経験を他のアルコール問題で苦しんでいる人たちに話してあげることでした。ちょうど、彼の回復を信じた友人が仕事を回してくれ、出張に出ることになりました。

仕事は失敗に終わり、見知らぬ町でつい一杯やりたい誘惑にかられたとき、主治医のすすめを思い出しました。そして、電話帳を調べいくつかの教会に電話をしました。

「私はアルコホリック(アルコール依存症)です。同じ問題で困っている人と話したいので、この町のアルコホリックを紹介してください。」

当時のアメリカでは、アルコホリックであることがわかると社会的に抹殺されてしまいかねませんでした。

幸い、理解ある牧師でしたので、アルコホリックには心当たりがありませんでしたが、彼の友人10名の名前と電話番号を教えてくれました。次々にかけた9本の電話は空振りでしたが、10本目の電話に出た女性は「まあ、なんてラッキーなんでしょう!これこそ天の恵みだわ!」と叫んだのでした。

彼女の友人が、夫のアルコホリックで悩み抜いていたのでした。
彼は有名で尊敬を集めていた外科医でしたが、「家庭は崩壊寸前で、妻は病気になり、子供たちは気ちがいのようになっていた」のでした。

ビルは外科医ボブに自分の体験を話して、ついに2ヶ月後にボブが酒を止めることに成功しました。
ボブが酒を止めた翌日、二人は自分たちが救うべきもうひとりのアルコホリックをアクロンの精神病に訪ねていき、弁護士のビル・Dが彼らの仲間に加わりました。

こうして、彼らはささやかなミーティング・グループを始めたのでした。

ボブが酒を止めた1935年6月10日がAAの誕生日となりました。
75年前のことです。

つづく

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スピリチュアルなセルフ・ヘルプ・グループ

  • 2010.05.11 Tuesday
  • 23:05

ウェヌス・ヴェルティコルディア
 【ダンテ・ガブリエル・ロセッティ ウェヌス・ヴェルティコルディア】

インナーペアレンツ (04/22) でふれた安心して話せる場所とは、
「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」 (05/06)
に出てくるミーティング・グループのことです。

私も参加してみて、おもいっきりスピリチュアルなグループだと思いました。
多くのスピリチュアルな本で、傷ついた心を癒すのに大きな効果があると賞賛されています。
このようなミーティング・グループにはいくつかの特徴があります。

1.匿名であること。(本名を名乗らない)
2.組織をつくらない。(会長や財産を持たない)
3.寄付を受け取らない。(自分たちの献金だけ)

それによって、いかなる宗教や政治、思想などから自由でいられるのです。
また、ミーティングでは、言いっぱなし、聞きっぱなしです。
ある人の発言に対して、誰も感想や意見・アドバイスを言うことはありません。

それゆえに、どんなことでも言うことができます。
今まで誰にも言えないで心にしまっていたことを安心して話せます。
参加者の話を聞いたり、自分の言いたいことを言語化することで気づきが生まれます。

何回も参加しているうちに確実に自分の中に変化が生まれてきます。
医師や指導者がいないのに、自然にみんなの心の何かが変わるのです。

この原型はAAというアメリカの自助グループです。
AAについてはまた次回書きたいと思います。

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