美と愛の女神フレイヤ
- 2008.01.21 Monday
- 20:16
【猫が引く戦車のフレイヤ Nils Blommér】
女神カードにあるフレイヤ、その妖しい美しさに魅了された方も多いでしょう。
フレイヤはどんな女神様なのでしょうか。
フレイヤは北欧神話の女神です。
当時の北欧神界にはヴァン神族とアース神族の二つの神族がいました。
フレイヤは豊穣と平和の神々であるヴァン神族ニヨルドの娘。双子の兄フレイがいます。
美、愛、豊饒、戦い、そして魔法や死の守護神 北欧神話の太母神。海の守護神。
フレイヤは女性の美徳と悪徳を全て内包した女神で、非常に美しく、性的には奔放でした。
神々や人間の中に多くの愛人がおり、とうとう夫であるアース神オードはフレイヤを捨ててどこかに行ってしまいました。
フレイヤは、魔女として女性の感性を引き出すセイズ呪術にも長けていました。
戦いの女神としてオーディンと共に戦争の勝敗と戦死者の管理を司ります。戦場で倒れた戦死者の半分は彼女のものになり、他の半分はオーディンのものになるといわれています。
黄金の首飾り『ブリーシンガメン』を常に身につけています。旅をする時には二匹の猫に引かせた車に乗り、空翔ける鷹の羽衣を所有しています。また愛人オッタルが変身したイノシシに乗ることもありました。
彼女が夫オードを思い、流した涙が金に変わったので、金の事をフレイヤの涙と詩人は歌いました。
【フレイヤ J. Penrose】
面白いエピソードとしては、黄金の首飾り『ブリーシンガメン』を手に入れたいきさつ、フレイヤの身代わりに他の神さまが変装して巨人族のところに嫁入りに行く話などがあります。また、首飾りを手に入れて神々の父オーディーンの怒りに触れたために、人間界に戦乱を起こしたといいます。
古代北欧に家猫はいませんでしたが、大きな山猫がいました。フレイヤの戦車を引いていたのはこの大山猫のようです。
参考:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』フレイヤ
リマ:本当に女神様たちは自由奔放ね!!
美しくて、魔法も使えて、規則や道徳に捕らわれず伸び伸びとしているのね。
ニキエル:女神には怖れるものがありませんでしたからね。
いつも自分が一番だったのですよ。
リマ:ペレもそうだったけど、こういう自由奔放さは人々の憧れなのね。
女神様の性格は人間よりも人間くさいわね。しかも負けず嫌い!!
ニキエル:ある意味では、理想の女性像ですよ。
リマ:そうね。理想の母親像として、または恋人や姉妹の理想像なのね。
知れば知るほど、女神様は魅力的だわ!!
フレイヤさんに呼びかけてみました。
フレイヤ:人々は北欧の厳しい自然を擬人化して、このような神話を作りました。
ある意味では、これらの物語は正しいのです。
たくさんのエネルギー体がこの地域を守り管理しているからです。
人間が霊を見ることができた時代に、それらの存在を神として見たからです。
フレイヤと呼ばれるこの私も、生命の誕生と死、作物の実り、季節の移り変わりなどにかかわってきました。
長く厳しい冬のあとのめくるめくような春の息吹、思いっきり羽目をはずしてしまいたくなるような生命の快感が、あのような奔放なイメージを作り上げました。
これは素晴らしいことです。
もっともっと大胆に生きている喜びを歌いましょう!!
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「女神のガイダンスオラクルカード」
FREYJA(フレイヤ 大胆さ)
「あなたの冒険好きな一面を解き放ってあげましょう。リスクを怖れず、そして、大胆に!」
*フレイヤは北欧神話の大地の女神であり、豊かさ、祝賀、情熱を司ります。彼女は二匹の強大な猫に引かせた古代の戦車に乗り、天と地を結ぶ虹を橋を渡ります。女性の持つ性的魅力を怖れないフレイヤは、私たちに自分の魅力を理解して、自分自身を楽しむことを教えてくれます。周知の通り、金曜日は平日最後の日であり、お祝い事に適した曜日ですが、この金曜日「フライデー」という名称は、フレイヤに敬意を表してつけられたものです。
女神カードリーディングの詳細はこちら
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