【聖母マリア】
「愛着障害 子ども時代を引きずる人々」岡田尊司 1のつづきです。
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=1678
以下、本書からの引用です。
人は、生まれるとすぐに母親に抱きつき、つかまろうとする。
逆に言えば、育っていくためには、つかまり、体に触れ、安らうことができる存在が必要なのである。
そうしたことの重要性が知られていなかったころ、孤児となった子どもは、
スキンシップの不足から食欲が低下し、衰弱死してしまうことが多かった。
子どもが成長するうえで、母が子を
抱っこすることは、乳を与えることと同じくらい重要なのである。
いくら栄養を与えても、抱っこが不足すれば、子どもはうまく育たない。
子どもが泣くと、すぐに抱っこする母親の場合、子どもとの愛着が安定しやすいが、放っておいても平気な母親では、不安定な愛着になりやすい。
抱っこという実に原始的な行為が、子どもが健全な成長を遂げるうえで非常に重要なのである。
それは、子どもに心理的な影響だけでなく、生理的な影響さえ及ぼす。
子どもの成長を促す
成長ホルモンや
神経成長因子、
免疫力を高める物質、さらには、心の安定に寄与する
神経ホルモンや
神経伝達物質の分泌を活発にするのである。
新生児のときから、すでに愛着の形成は始まっているが、まだそれは原始的な段階にある。
生後6ヶ月くらいまでであれば、母親が他の人に代わっても、あまり大きな混乱は起きない。
ただし、この段階でも、母親が交代すると、対人関係や社会性の発達に影響が及ぶことがわかっている。
結ばれ始めた愛着がダメージを受けると考えられる。
6ヶ月を過ぎる頃から、子どもは母親をはっきりと見分け始める。
ちょうど人見知りが始まるころだ。
生後6ヶ月から
1歳半くらいまでが、愛着形成にとって、
もっとも重要な時期とされる。
この
「臨界期」と呼ばれる時期を過ぎると、愛着形成はスムーズにいかなくなる。
実際、2歳を過ぎて養子になった子が、養母になかなか懐こうとしないということはよくある。
また、臨界期に母親から離されたり、養育者が交替したりすると、愛着が傷を受けやすいのである。
本書より引用
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例としてあげられている有名人
バラク・オバマ大統領
ビル・クリントン
スティーブ・ジョブズ
夏目漱石
川端康成
太宰治
中原中也
種田山頭火
高橋是清
ミヒャエル・エンデの母親
ジャン・ジュネ
ルソー
ブッダ
ヘミングウェイ
マーガレット・ミッチェル
エリクソン(精神科医、催眠療法)
ウィニコット(児童精神科医)
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巻末に
愛着スタイル診断テストがついています。
1.安定型愛着スタイル・・安定した人間関係、素直で前向き、気軽に人に相談したり、助けを求める。自分は愛されていると確信している。
2.回避型愛着スタイル・・距離をおいた人間関係、親しい関係は重荷に感じる。縛られたくない。自立自存が最良。醒めている。
3.不安型愛着スタイル・・始終周囲に気をつかっている。相手の反応が悪いと、嫌われているのではないかと不安になる。「愛されたい」「受け入れられたい」「認めてもらいたい」という気持ちが非常に強い。
4.恐れ・回避型愛着スタイル・・愛着回避と愛着不安がいずれも強いタイプ。対人関係を避けて、ひきこもろうとする人間嫌いの面と、人の反応に敏感で見捨てられ不安が強い面の両方を抱えているため、対人関係はより錯綜し、不安定なものになりやすい。
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私は4.恐れ・回避型愛着スタイルでした。最も深刻なタイプです。
どうりで、人生がうまく行かなかったはずです。 (☆_☆)
安定型以外は、夢も希望もない感じですが、最終章に
克服法が出ています。
また、それを乗り越えたからこそ、文豪たちは感動的な名作を書けたし、画家は人々を感動させる作品を残しました。
政治家や実業家も偉大な成果をあげました。
スピリチュアル的には、それらの困難も
自分が計画してきたのです。
困難を乗り越えることで、自分の魂がより成長できるようにと。
今の人生にどっぷり使っていると、
「こんな人生計画は冗談じゃないわ、もう止めたい!」と思いますが、
大きなハイヤーセルフの視点で見ると
がんばって大きく成長できたね〜良かったね〜
となるのでしょう。
数秘には
カルマ数というものがあります。
これは、その人を罰する数ではなく、あえて困難を自分に課して成長するための設定の数です。
愛着障害も困難を課して成長するために、自分が設定したことなのです。
マスターゲートさんの自覚と悟りを学んで、やっとそれが腑に落ちました。
自分にご褒美をあげたいです。
「リマちゃん、今までよくがんばってきたね〜」
ヽ(愛´∀`愛)ノ
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